1%還元の楽天カードは、楽天経済圏に欠かせません。
しかし、1%還元のまま使っていては、非常にもったいないです。
利用日によっては、楽天カードはさらに高還元カードになります。
1. 楽天市場での楽天カード2万円以上利用で、街での楽天カード利用がポイント2倍
≪画像元:楽天カード≫
キャンペーンにエントリーの上で、楽天市場にて同月中に合計2万円以上の楽天カード決済をしてください。
同月中の街のお店で、楽天カード決済分のポイント還元が通常の2倍の2%になります。
街のお店でのカード利用において、+1倍分の上限は500ポイントです。
これまでの上限は1,000ポイントでしたが、半減されました。
+1倍分のポイントは、エントリー月の翌々月末に進呈予定で、3か月後の月末が有効期限です。
「楽天市場で楽天カード2万円以上利用」について
楽天カード2万円以上利用に含まれるお店は、楽天市場、楽天ブックス、楽天Kobo、楽天ふるさと納税、Rakuten Fashion、楽天24、楽天ビックです。
楽天西友ネットスーパー、楽天モバイル楽天市場店、楽天モバイル楽天市場2号店は含まれません。
消費税・ラッピング料・送料も対象金額に含みますが、ポイント利用分は対象外となります。
「街での楽天カード利用がポイント2倍」について
≪画像元:楽天カード≫
毎月開催されているこのキャンペーンですが、6月分より街での楽天カード利用方法が変更がされました。
楽天カードで直接決済していれば基本的に対象ですが、問題なのは、楽天グループの他の決済方法です。
楽天Edyと楽天キャッシュの利用が、6月分より対象外となりました。
基本的にはオンライン専用の楽天キャッシュなのに、「街での楽天カード利用」に含まれるのはなぜだろうと思いませんか。
楽天キャッシュは、楽天ペイの支払元に設定できます。
≪画像元:楽天ペイメント≫
その他にも、楽天ペイアプリのポイントカード機能を使い、「ポイント払い瞬間チャージ」や「キャッシュの優先設定」により、楽天キャッシュを街のお店でも間接的に利用できます。
おそらくこのことを指していると思われます。
対象カード
家族カード、複数枚の楽天カードも対象となります。
家族カードの場合、本カード会員、家族会員のいずれかのエントリーが必要で、楽天e-NAVIの利用開始手続きが必要です。
本カード会員と家族カード会員の利用金額は合算され、複数枚の楽天カードの利用金額も合算されます。
カードの保有枚数に関係なく、+1倍分還元の上限は1人500ポイントです。
≪画像元:楽天カード≫
楽天ANAマイレージクラブカードで「ANAマイルコース」を選択していても、特典は楽天ポイントで進呈されます。
2. 毎月5と0の付く日は楽天市場での楽天カード利用がポイント5倍
≪画像元:楽天グループ≫
毎月5と0の付く日にエントリーの上で、楽天市場での買い物で楽天カードを利用してください。
- 楽天会員で1倍、
- 楽天カードで2倍(SPU)に加え、
- 5と0の付く日の2倍(上限3,000ポイント)で、
楽天ポイントが合計5倍です。
5と0の付く日の2倍は、買い物月の翌月15日か翌々月15日に還元され、還元日の翌月末が有効期限となります。
楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードならSPUで+2倍され、合計7倍です。
こちらの+2倍分は通常ポイントとなり、月間ポイント上限もありません。
3. 毎週火曜日・木曜日は楽天市場での楽天プレミアムカード利用がポイント+1倍
≪画像元:楽天カード≫
楽天プレミアムカードには特典がたくさんありますが、選べる3つのお得なサービスもその1つです。
トラベルコース(楽天トラベルで+1倍)、エンタメコース(Rakuten TVまたは楽天ブックスで+1倍)もありますが、楽天市場ユーザーなら楽天市場コースがおすすめです。
毎週火曜日・木曜日に楽天市場で楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントが+1倍されるのですから。
+1倍分の上限は月間1万ポイントですが、通常ポイントとして還元されます。
スケジュールさえ合えば、毎月5と0の付く日との重複適用も可能で、直近ならば9月5日(火)が重複適用の日です。
楽天カードのポイント還元単位が「月間利用額100円ごと→1会計100円ごと」に改悪
いいことばかりに思える楽天カードですが、2023年11月請求分から楽天カード利用獲得ポイントの計算方法が変更されます。
これまでは月間利用額100円ごとに1ポイント還元でしたが、1会計100円ごとに1ポイント還元と変更されます。
極端な話ですが、1会計98円の買い物を100回するとこれまでは98ポイント還元されていたところ、11月請求分からは1ポイントも還元されません。
1会計をなるべく100円単位にする、まとめ買いをするなどの対策が必要ですね。
(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)