エポスゴールドカードの「選べるポイントアップショップ」という特典をご存じでしょうか。
エポスゴールドユーザーであればこの特典のおかげでお買い物時の還元率が簡単に1.5%にできていたのですが遂に終了告知がされてしまいました。
何が・どう変わるのか、そして次は何をメインカードにすべきかを備忘録的にまとめました。
【改悪】ENEOSの楽天カード提携1.5%還元が9月末終了へ 詳細とお得な代わりの給油方法
特典の詳細と変更内容について
≪画像元:エポスネット≫
エポスカードの上位グレード「エポスゴールドカード(またはプラチナ)」は会員限定で「選べるポイントアップショップ」というキャンペーンを行っています。
多数ある提携企業から3つまで選択可能で、登録した企業での決済時に還元率が+1.0%=基本還元率0.5+1.0=1.5%になるという自動的にお得度がUPするありがたい内容でした。
しかし、8月31日をもって「他社決済サービスへのチャージ」が対象外となる旨のリリースがされたのです。
対象外となるのはモバイルsuicaとmixiとされておりますがmixiの運営する「MIXI M」というプリペイド式の電子マネーが便利な存在で、最近では高還元率のクレジットカードも少ない中で自動的に1.5%常時還元できる点は大変便利だったのです。
※細かく調べれば、さらにお得なチャージ・還元するルートがありますが複雑なので本記事では割愛します。
筆者も普段使いのメインカードだっただけに驚きが大きく、じゃあ次は何をメインの決済手段にすればいいのかを今回は考えました。
候補1:簡単・確実 リクルートカード【1.2%還元】
≪画像元:リクルートカード≫
高還元率の決済手段が封じられるとすかさず表舞台に戻ってくる優秀な一枚で、年会費無料で常時1.2%還元を得られるカードです。
リクルートポイントでの付与であるため、Pontaやdポイントなど貯めた後の使い勝手の良さも魅力の一つです。
ちなみに、すでに新規加入はできなくなってしまっているのですが「リクルートカードプラス」という上位グレードのカードもあり、そちらは2.0%還元という高還元率を維持しています。
もしお持ちの方は大切に使い続けてください。
候補2:一部の方にはAirCARD【1.5%還元】
≪画像元:AirCARD≫
法人や個人事業主など、対象者限定となりますが、1.5%還元という業界最高水準での還元率を誇るのがAirCARD。
こちらもリクルート関連であるため、交換先が豊富だったり提携企業でのポイントアップも期待できます。
年会費が初年度無料、2年目から5,500円かかる点が最大のネックですが候補1のリクルートカードと比較して、5,500÷(1.5-1.2)=183,333…となっており年間利用額が18万を超えるようであればAirCARDの方がより多くのポイントが貯められるでしょう。
候補3:月1万円までは!Visa LINE PayクレジットカードP+【5.0%還元】
≪画像元:LINE Pay≫
還元上限500円/月 → 1万円/月までが対象、LINE Payでのコード支払い(チャージ&ペイ)が条件など使用シーンは限られますが、簡単に5.0%という高還元率を得られるのがこのカード。
PayPayとのQRコード併用ができるため意外と利用できるお店も多くて、毎月前半の方では大活躍してくれる一枚です。
候補4:対象店舗限定なら!三井住友カードNL【7.0%還元】
≪画像元:三井住友カード≫
候補3と同様、対象店舗限定ながら高還元率なのが三井住友カードNL(ナンバーレス)。
セブンイレブンやドトール、マクドナルドなどでの決済で7.0%還元は他の追随を許さない魅力があり会員も急増している人気カードです。
貯められるのが「Vポイント」なのですが、今後Tポイントとの統合がすでに発表されておりポイント界隈で大きな影響力を持つ可能性が秘められています。
今から本カードでじわじわポイントをためていってもいいかもしれません。
その他にも、エポスゴールドカード・三井住友カードゴールドNLなどのカードで「年間100万円利用で1万ポイント還元」といった内容のキャンペーンを行っている物も候補となります。
基本還元0.5%に、実質1%還元を足せば1.5%還元となりますが達成ハードルがやや高いため、今回の趣旨からはあえて除外しました。
毎月の利用額が大きい方は当然、候補としてご検討ください。
新たなお得ルートを探しましょう
一時的なキャンペーンで20%還元!などの派手なリターンは終了しても影響は小さいものですが、今回のエポスカードのような普段使いのメインカードだった物の還元率が悪化するのは影響が大きく感じます。
私も新たなお得ルートを探さないといけないなと思いますが、皆様もアンテナを張ってコツコツとポイントを貯められる小さなお得を味わいましょう。(執筆者: 遠藤 記央)