食料品の値上げが続く中で、米だけは安いです。
2022年秋の新米は若干値上がりする予測ですが、それでもほかの食品と比べれば「米は家計の強い味方」ではないでしょうか。
今回は、新米を安くおいしく食べるための「ご飯のおとも」を紹介します。
カルディには、白飯に合うみそ味のおともがたくさんあります。
手間をかけずそれだけでおかずになるコスパの良い「おとも」を厳選しました。
1. 新米で作ればごちそう「焼きおにぎりみそ」約240円(税込み)
新米はおにぎりにして食べると、1番おいしいです。
みそを塗って香ばしく焼き上げれば、それだけで秋のごちそうになります。
カルディには、焼きおにぎりにあうみそがいくつかあります。
中でも「焼きおにぎりみそ」は、名前の通り焼きおにぎり専用に作られたみそです。
固めに握ったおにぎりをグリルで軽く焼き、香ばしくなったころにみそを塗り、再び香ばしく焼き上げます。
「焼きおにぎりみそ」には、にんにくが使われています。
にんにくの香りは弱めですが、食べてみるとほのかににんにくの風味があり、食欲をそそります。
みそ自体はやわらかいため、ついたっぷりと厚塗りしたくなりますが、味は濃い目です。
薄く塗る方がみそは香ばしくなり、新米の味も感じることができます。
「焼きおにぎりみそ」は焼きおにぎりだけでなく、きゅうりにそのままつけてもおいしいです。
これからの季節は、キャンプや運動会など屋外でご飯を食べる機会も増えます。
「焼きおにぎりみそ」を1瓶持っていれば、ご飯も野菜も味に変化をつけて楽しむことができます。
2. みそ汁で旅行気分「産地の選べるお味噌汁」約429円(税込み)
炊き立ての新米とみそ汁は、お金がかからず満足できる王道の組み合わせです。
みそ汁は、こだわると意外とお金がかかります。
とくにみそは地方によって特徴があり、
ということもよくあることです。
カルディの「産地の選べるお味噌汁」は、4種類のみそと4種類の具材がセットになっています。
食べるときの気分によって、みそと具材の組み合わせを変えることができます。
レトルトのみそ汁は、具が少ないことが多いです。
「わかめ」と書いてあっても、わかめよりネギのほうがずっと多かったり、「油揚げ」と書いてあっても数個が申し訳なさそうに浮いているだけだったりします。
しかしカルディの「産地の選べるお味噌汁」は、具材の量が多めです。
わかめは肉厚で、ネギもかみ応えのある大きさにカットされています。
肝心のみそ汁の味は、大手メーカーのレトルトみそ汁より塩分は控えめです。
値段は少し高い気もしますが、1杯あたりに換算すると約27円です。
1個100円以上のカップ入りみそ汁と比べれば、安く感じます。
豆みそと麦みそと仙台みそは、米みそと合わせみそになっていますが、50%も含まれているためしっかりとそれぞれのみその個性を感じることができます。
みそは、いつも食べている味だからこそ、敏感に味の違いを感じます。
ちょっと小腹がすいたときや秋の夜長のお夜食にぴったりのご飯のおともです。
3. ご飯をおかわりしたくなる「くるみ入りしそ巻き」約429円(税込み)
「くるみ入りしそ巻き」は、冷蔵商品です。
内容量には「3本」と書いてありますが、実物は3本が串に刺された状態で3串入っています。
1本の存在感が大きいため、1回に1串食べることは難しいかもしれません。
外側のしそは、油で揚げてあるためパリパリしています。
中にはキャラメルくらいの固さのみそが入っています。
くるみとごまが練りこまれているみそのため、甘みがありお茶請けにも合うと思います。
ただ、くるみのカリっとした食感を期待しているとがっかりするかもしれません。
くるみはかなり小さく刻まれていて、香りはするけれど姿は見えません。
くるみ入りしそ巻きは、東北の郷土料理です。
東北を旅行したときにおみやげに買おうと思ったら、意外と高くてあきらめたことがありました。
しそ巻きは、みそを練ってしその葉で巻いて串にさし、さらに油で揚げるという手間がかかる食べ物です。
3串(9本入り)で500円以下ならば、けして高くはないでしょう。
「くるみ入りしそ巻き」のおすすめの食べ方は、おにぎりの具にすることです。
白い塩むすびの中にしそ巻を1本差し込むように入れるだけです。
油で揚げたしその葉の香りとみその香りで「ちょっと高級感あるおにぎり」になります。
海苔のかわりに大葉でおにぎりを包むと、見た目も華やかです。
お米とみそ味の「おとも」でおいしく食費高騰を乗り切ろう
米を炊くことは、簡単ですが節約につながります。
外出先からお弁当を買って帰ってくるよりも、おかずだけを買ってきて家でご飯を炊いた方が節約できます。
みそ味の食品は、冷蔵庫にストックしておけばそれだけでおかずになれる節約の強い味方です。
バリエーション豊富なみそ味のおともをストックして、新米とともに楽しく節約生活をしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)