2022年に入り、電気料金の値上げが止まりません。
7月にも、大手電力会社が電気料金の価格を引き上げました。
値上げに加えて、今年の夏は猛暑になると予測されています。
今回は、夏のエアコン代を節約するコツについて紹介します。
1. 設定温度は「28℃」を目安に
エアコン代を節約するために、まずは設定温度を見直してみましょう。
環境省では、室内温度を28℃に設定することを呼びかけています。
参照:COOL CHOICE
外気の温度や日当たりによって冷え方や室温は異なりますが、「設定温度28℃」はエアコンの消費電気力を抑えるひとつの目安です。
2. 短時間の外出なら「つけっぱなし」に
自動車と同じく、エアコンも稼働する時に一番電力を消費します。
そのため、短時間家を空けるくらいなら、エアコンを停止せずつけっぱなしにした方が得です。
外出の目安は、30分程度。
運転・停止を頻繁に繰り返すよりも、つけっぱなしにした方が節電につながります。
3. 「自動運転」に設定
室温と設定温度の差が大きいと、部屋を冷やすまでに時間も電力も大きく消費します。
風量を弱めた方が節電になりそうですが、部屋の温度が高い場合、室温を下げるまでに時間がかかるため非効率です。
「自動運転」は、部屋の温度を効率良く下げ、室温を保ってくれる便利な機能。
室内温度を設定温度まで早く調整してくれるため、ムダな電力を消費しません。
4. 室外機に「日よけ」をつける
エアコンの電気代を節約するなら、本体だけでなく室外機の対策も有効です。
室外機に直射日光が当たると、老朽化が進むだけでなく、熱を持つことにより冷房効率が悪くなります。
そこで役立つのが、室外機用のカバーです。
室外機にカバーをかけることで、直射日光による温度の上昇を防ぎ、少ない電力で稼働できるようになります。
室外機カバーはホームセンターやネットショピングでも販売していますので、サイズやライフスタイルに合うものを選びましょう。
5. 「エアコンフィルター」の掃除はこまめに
基本的なことですが、エアコンフィルターの掃除を定期的に行うことも、節電につながります。
児童お掃除機能付きのエアコンも、こまめな掃除は欠かせません。
フィルターにごみやほこりが溜まっていると、冷房効率が下がるうえにアレルギーを引き起こすリスクも高まります。
エアコンを毎日のように稼働する夏は、2週間に1回を目安に掃除を行い、フィルターを清潔に保ちましょう。
節電を意識しながらエアコンを活用
今回紹介した5つのエアコン代節約術は、比較的ハードルが低い簡単な方法です。
「エアコンの買い替え」ではなく、今すぐできる手軽な方法でも電気代の節約効果はあります。
エアコンを上手に活用しながら、夏にかさむ電気代を節約していきましょう。(執筆者:全方位型節約主婦 三木 千奈)
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