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ウェーブロックHD Research Memo(5):2025年3月期は金属調加飾フィルムの成長により増収増益に


ウェーブロックホールディングスは2025年3月期において、売上高25,566百万円(前年比8.5%増)、営業利益405百万円(同4.6%増)を達成しました。この成長は、金属調加飾フィルムの売上増によるものです。増収増益は、原材料価格の上昇が売価転嫁によりカバーされたこと、食品用包材の販売増加、及びアドバンストテクノロジー事業の自動車向け製品の伸びによるものです。営業利益も間接コスト削減と製品需要増加により2期連続で増加しました。為替差益の増加も業績に寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比14.1%増加しました。

*11:05JST ウェーブロックHD Research Memo(5):2025年3月期は金属調加飾フィルムの成長により増収増益に ■ウェーブロックホールディングス<7940>の業績動向

1. 2025年3月期の業績概要
2025年3月期の連結業績は、売上高で前期比8.5%増の25,566百万円、営業利益で同4.6%増の405百万円、経常利益で同3.1%増の697百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同14.1%増の520百万円となり、おおむね計画の範囲内で着地した。

売上高はマテリアルソリューション事業において原材料価格上昇分の売価転嫁が進んだことや、食品用包材の販売数量が増加したこと、アドバンストテクノロジー事業において自動車向け金属調加飾フィルムが伸長したことにより、3期連続の増収となった。営業利益は、原材料価格の上昇や期初原価改定差益の減少分を金属調加飾フィルムの伸長や間接コストの削減で吸収し、2期連続の増益となった。営業外収支では、為替差益が前期比51百万円増加し、持分法による投資利益が同5百万円減、金融収支が同15百万円悪化した。実効税率が前期の30.5%から23.4%に低下したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は2ケタ増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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