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No.1 Research Memo(7):2026年2月期の年間配当は、1株当たり36.0円を予定


No.1は中期経営計画「Evolution2027」に基づき、株主還元を強化する方針を発表しました。配当性向を30%とし、業績の変動に関わらず安定した配当を実施する予定です。特徴的なのは、前年の配当金を下限とし、連続増配を目指すという方針です。2025年2月期には設立35周年を記念した特別配当を含めて前年より2.0円増配し、1株当たり35.0円となりました。さらに2026年2月期には1株当たり36.0円への増配を予定しています。また、2025年2月末から株主優待制度を導入し、3単元(300株)以上保有する株主に年間合計30,000円のQUOカードを提供する方針です。

*15:07JST No.1 Research Memo(7):2026年2月期の年間配当は、1株当たり36.0円を予定 ■株主還元策

No.1<3562>は、中期経営計画「Evolution2027」の公表とともに、株主還元方針も変更し、株主還元を大幅に強化する方向性を示した。これまでは安定的な配当(配当性向30%を目安)を目指してきたが、今後は「配当性向30%を目安とし、年度業績の変動にかかわらず安定的・継続的な株主配当を実施する」方針である。特徴的なのは、「前年の1株当たりの年間配当金を下限とし、連続増配を行う」という下限配当を設定したところであり、大幅な株主還元の強化であるとともに、利益成長への自信の表れとしても評価できる。また、自己株式の取得についても、「財務規律の下で機動的に実施」する方針であり、より前向きな姿勢を示している※。

※ 株価についての自社認識と市場評価のギャップの解消、ROE、資本効率、キャッシュ・フローの水準を考慮し、機動的に実施する方針である。

2025年2月期は減益ながら、毎期増配の方針に従い、特別配当金1.0円(設立35周年の記念配当)を含み、前期比2.0円増配となる1株当たり35.0円(中間17.5円、期末17.5円)に決定した。2026年2月期は前期比1.0円増配となる1株当たり36.0円(中間18.0円、期末18.0円)を予定している。

また、2025年2月末より、株主からの日頃の支援に感謝するとともに、事業内容の理解促進や投資魅力の向上により長期保有を促すことを目的として株主優待制度を開始した。具体的には、基準日(毎年2月末及び8月末)において300株(3単元)以上を保有する株主に対して、基準日ごとに各15,000円のQUOカード(年間合計30,000円のQUOカード)を進呈する内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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