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マイクロアド---上期は売上高・各段階利益ともに想定を上回る進捗、生産性向上施策の奏功により通期業績予想を上方修正


マイクロアドは2025年9月期第2四半期の決算を発表し、売上高が前年同期比15.5%増の81.85億円となった。この成長は営業人員の収益化の進展やデータプロダクトサービス「UNIVERSE」の売上増が寄与している。特に稼働アカウント数が前年同四半期比29.5%増と大幅に拡大したことが示されている。また、コンサルティングサービスでは売上高が24.40億円(前年同四半期比29.9%増)となり、特にメディア向けコンサルティングが効果を発揮。知的財産を活用した新規事業「IP Mixer」でのコラボレーション商品が好調で、売上高が前年同四半期比46.4%増加したことも成果とされた。これにより、通期業績予想の売上高は150.04億円に、営業利益は3.40億円に上方修正された。

*15:03JST マイクロアド---上期は売上高・各段階利益ともに想定を上回る進捗、生産性向上施策の奏功により通期業績予想を上方修正 マイクロアド<9553>は15日、2025年9月期第2四半期(24年10月-25年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.5%増の81.85億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同20.5%増の5.13億円、営業利益が同4.9%増の4.32億円、経常利益が同4.9%減の3.97億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同91.5%減の0.27億円となった。

データプロダクトサービスはMADS社の非連結化に伴い、今四半期より「UNIVERSE」のみの計上となったが、売上高は18.72億円(前年同四半期比6.0%増)、売上総利益は7.02億円(前年同四半期比15.5%増)と売上・売上総利益ともに増加した。前期に採用した営業人員の収益化が進み、主要なKPIである稼働アカウント数は前年同四半期比29.5%増と大幅に拡大した。また、原価の見直しや中国開発子会社の清算などにより、データプロダクトの粗利率は38%に向上した。尚、前期に買収したUNCOVER TRUTHの収益を、2024年9月期第4四半期よりUNIVERSEとして計上を開始している。

コンサルティングサービスの売上高は24.40億円(前年同四半期比29.9%増)、売上総利益は5.78億円(前年同期比16.3%増)となった。メディア向けコンサルティングサービスは、メディア企業に対する広告枠の企画提案や、提供する広告サービスの改善などによって事業を拡大し、売上高は8.22億円(前年同四半期比19.9%増)、売上総利益は2.28億円(前年同四半期比35.1%増)とともに増加した。海外コンサルティングサービスは、台湾を中心としたデジタルマーケティングのコンサルティングサービスを提供している。また、昨今の訪日観光客の急速な増加に伴い、日系企業のインバウンドマーケティングの需要が拡大している。加えて、新規事業である知的財産(IP)を活用した商品の企画販売事業を行うIP MixerによるANYCOLOR社所属のVTuberとのコラボレーション商品の販売も好調も進み、売上高は10.17億円(前年同四半期比46.4%増)、売上総利益は2.28億円(前年同四半期比35.1%増)と大幅に拡大した。

事業アップデートとしては、IP Mixerにおいて引き続きコラボレーション商品を準備中である。また、リテールメディア事業「URMS」は、オイシックス・ラ・大地株式会社が運営する「Oisix」の広告事業のマネタイズ支援を皮切りに、現在10社程度の事業者のマネタイズ支援を開始している。さらに、大型事業提携による新規事業も準備中であり、下半期に向けてリリースを予定する。

2025年9月期通期の業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.4%増(前回予想と変わらず)の150.04億円、営業利益が同10.7%増(前回予想比54.9%増)の3.40億円、経常利益が同23.8%増(同75.6%増)の3.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同89.2%減(前回予想と変わらず)の0.30億円としている。

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