デイトナ Research Memo(7):主力の国内拠点卸売事業とアジア拠点卸売事業が業績のけん引役
デイトナの2025年業績見通しでは、売上高は14,858百万円(前年比1.9%増)が予測される一方、営業利益と経常利益はそれぞれ6.1%と5.9%の減少が見込まれています。この減益予想は、インドネシア子会社の決算期変更による影響です。国内およびアジア拠点卸売事業が業績を牽引しており、特に国内拠点では仕入ルート見直しにより価格競争力を強化します。アジア拠点でも販売網の拡大が続けられます。小売事業は高価格帯商品の売上低下が続く中、サービスを強化して補います。
1. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高14,858百万円(前期比1.9%増)、営業利益1,610百万円(同6.1%減)、経常利益1,640百万円(同5.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,103百万円(同8.7%減)を見込む。利益面は減益予想となっているが、これはインドネシア子会社において2025年12月期より決算期の変更(12月末から9月末へ)を予定しているためであり、アジア拠点卸売事業に関する連結対象の事業期間が9ヶ月となることによる。参考までに同事業の売上高及びセグメント利益を12ヶ月ベースで見た場合の全体の業績予想は、売上高15,348百万円(同5.3%増)、営業利益1,760百万円(同2.6%増)と増収増益予想となる。
事業別では主力の国内拠点卸売事業とアジア拠点卸売事業が引き続き業績のけん引役となる。国内拠点卸売事業では売れ筋商品がリニューアル時期に差し掛かるため新商品とともに拡販に注力するが、2024年12月期の円安による仕入価格の上昇を踏まえ、原価のコストダウンが可能な仕入ルートの開拓により顧客にとって手頃な価格で販売する計画だ。また堅調なEコマースの伸びも期待され、増収増益を見込んでいる。アジア拠点卸売事業は、2024年12月期に続き好調な業績を見込む。インドネシアでの取扱店舗拡大に続き、フィリピン現地法人での販売活動開始もあって、業績拡大への期待が大きい。小売事業は、高価格帯商品の苦戦が2025年12月期も予想されることから減収減益を見込むが、引き続き車検や整備作業ニーズへの対応力を強化してバイクライダーのための拠点作りに注力し、物販部門の底上げにつなげる考えだ。
2. セグメント別業績見通し
(1) 国内拠点卸売事業
売上高は11,249百万円(前期比8.1%増)、セグメント利益は1,236百万円(同14.3%増)を見込む。2024年12月期に仕入価格の高騰や価格に敏感な顧客の購買行動に直面したことを踏まえ、円安状況の継続を前提に商品の製造・仕入ルートの見直しを行っている。商品は主に海外で製造し、仕入を行っているが、子会社のダートフリークと協力して製造元を開拓し、従来よりも低コストでの仕入が可能となる体制を確保した。販売価格については、セールを控えてデイトナのブランドを維持し、かつ顧客に手頃な価格を設定することで適正水準の利益を確保する方針である。これに従い、新商品や売れ筋商品のリニューアル品を展開することで増収増益を目指す。利益率は2024年12月期の10.4%から11.0%に改善する見込みである。新商品は、オリジナルのフルフェイスヘルメットや防水シューズ、ライディング用品が2024年12月期から好調で、同社は特にライディングウェアは伸びしろが大きいと考えているようだ。リニューアル商品については人気の無線通信機器やメンテナンス用品の伸びが期待されるほか、2024年12月期に販売が拡大した小型発電機の動向も注目される。2024年12月期に開拓した卸ルート(農業用やリース会社向け、及びホームセンター向け)の販売は商品ラインナップを増やして拡大する予定である。
(2) アジア拠点卸売事業
2025年1月から9月までの期間として、売上高1,448百万円(前期比14.2%減)、セグメント利益217百万円(同47.6%減)を見込む。前期に続き、インドネシアにおける販売網の拡大や物流機能の強化に注力する。これまでに同社ブランドの認知が進んでおり、新商品の投入とブランドの訴求によって需要を喚起するとともに、販売網を広げることで顧客にリーチしやすい環境整備を進める。並行して物流機能の強化により円滑な商品の供給に努め、ブランド価値をさらに高める方針だ。フィリピンの現地法人は2024年下期より本格展開しており、現地での販売網の整備が進んでいる。インドネシア事業で培ったノウハウを駆使して業績に寄与することが期待される。
(3) 小売事業
売上高1,931百万円(前期比14.9%減)、セグメント利益108百万円(同10.7%減)を見込む。これまで進めてきた「サービス拠点の強化」を継続する。直営店舗を車両のメンテナンス拠点としてだけでなくバイクライダー間のコミュニティの場とすべく、レンタルガレージ運営、各種SNSでの情報発信、コミュニティサイトの運営等を行う。物価高を背景として、特に高額商品の売れ行きが引き続き厳しい状況が続くことが予想されるが、サービス面の強化でその穴を埋めつつ、集客効果を物販面の業績向上にも反映させる。
(4) その他
売上高334百万円(前期比6.4%増)、セグメント利益71百万円(同31.4%増)を見込む。売上面では2024年12月期の減収分がやや持ち直す見込みで、利益面ではリユース販売事業における利益率向上施策を引き続き推進し、前期比でさらなる増益を図る。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
博多駅で痴漢疑われ…専門学生を殴った疑い 福岡市職員を逮捕
自衛隊機墜落「機体に何らかのトラブルの可能性」 元空自パイロット
【中日】涌井秀章、4球団で10勝の42年ぶり快挙も「3年で10勝は少ない。もっと増やす」
ケンコバ、アインシュタイン稲田から“ブチギレ”され反省「よかれと思ってたことでも…」
自衛隊機墜落 隊員2人行方不明 脱出装置使った形跡なく
【川崎F】運も味方に逆転勝ち、ACLEの悔しさぶつけ「何よりも欲しかった」7試合ぶり白星
【広島】新井貴浩監督「8回、9回を固定せず基本的にハーンと栗林の併用」Wストッパー起用明言
BoomiとAWS、事業者向けAI統合、自動化、SAPクラウド移行を変革する目的で戦略的提携を発表
【中日】8回代打ブライト、適時三塁打で貴重な追加点 井上監督「ここぞのBK」異名つける
BoomiがBoomi World 2025にて重要発表、AI主導の自動化を推進
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
中居正広氏側が反論しXトレンド「中居ヅラ」書き込み続々も「じゃあ何で引退?」激論
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
性被害告白で話題の元女子アナユーチューバー「無事、クビに」契約解除を報告
「可愛すぎない?たまらん」39歳女優本人に対し博多大吉暴走告白「我慢できなかった」
宮川一朗太、元妻を自宅でみとる「翌日に旅立ちました」未送信のラインに「込み上げるものが…」
「中居さんに対して誤解をしていました」木下博勝氏、中居正広氏側反論に私見「そりゃそうだ」
「ハンサム胸」33歳女優が豪華ランジェリーショット公開「刺激強すぎ」「ま、まぶしい」絶賛の嵐
清原和博氏の元妻亜希「きっと天国の清原母は泣いて喜んで」「偉大でした…ブレない人でした…」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
遂に買える!!【圧倒的存在感!】レクサスLM仕様のコンプリートカー|エイムゲイン
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像

デイトナ---3Qは増収、アジア拠点卸売事業が2ケタ増収増益に
デイトナ Research Memo(1):アジア拠点卸売事業が好調、国内事業は円安で苦戦するも徐々に成長
デイトナ Research Memo(1):アジア拠点卸売事業が好調、国内事業の不調を補う
デイトナ Research Memo(5):2024年12月期は増収、営業増益。アジア拠点卸売事業では大幅な増収増益
デイトナ Research Memo(8):2027年12月期の目標として営業利益2,064百万円を掲げる
デイトナ Research Memo(6):インドネシア、Eコマースが好調に推移。フィリピン現地法人も稼働
表示灯 Research Memo(4):2025年3月期は増収増益の見通し
カラダノート Research Memo(7):2025年7月期は増収増益、さらなる成長を見込む
タナベコンサルティンググループ---2Qは2ケタ増収増益、全事業部門が増収を果たす
インタースペース---24年9月期増収、パフォーマンスマーケティング・メディアともに売上高が伸長して着地