ADワークスグループ Research Memo(4):取扱い物件の大型化により「ARISTO」シリーズの成長加速
ADワークスグループの収益不動産販売事業は、売上と営業利益が過去最高を更新しました。「ARISTO」シリーズの販売が好調で、特にマンションやオフィスビル、商業ビルなど10億円を超える大型物件を積極的に取り扱うことで成長を推進。この結果、国内の売上高は26.0%増加し、不動産小口化商品の売上も急拡大。一方、ストック型フィービジネスは微増収で、リーシングコストの上昇が影響。財務状況は健全で、ROEは9.5%に上昇しました。大型物件への積極的な投資が企業価値向上に寄与しています。
2. 事業セグメント別動向
(1) 収益不動産販売事業
ADワークスグループ<2982>の収益不動産販売事業は売上高で前期比24.2%増の44,305百万円、営業利益で同41.3%増の3,907百万円と2期連続で過去最高を更新した。旺盛な需要が続く国内市場において、利益率の高い不動産小口化商品「ARISTO」シリーズの販売が好調に推移したほか、1棟収益不動産販売も堅調に推移したことが主因だ。仕入高も大型物件を中心に積極的な仕入活動を進めた結果、同15.3%増の33,862百万円と過去最高を更新した。ここ数年はマンションだけでなく、オフィスビルや商業ビルなど10億円を超える大型物件の仕入を進めてきたことや、首都圏だけでなく関西や福岡などにも戦略的にエリアを拡大してきたことも高成長の要因となっている。
国内売上高は前期比26.0%増の43,086百万円(販売棟数は同6棟増の31棟)、売上総利益で同41.0%増の6,893百万円となった。このうち、不動産小口化商品販売は同163.4%増の12,769百万円、売上総利益で同172.4%増の2,819百万円と急増した。築浅の店舗ビルや新築マンション、新築店舗・事務所ビルなど様々なタイプの商品を8棟販売し、早期に完売できた。一方、1棟収益不動産販売も同3.3%増の30,317百万円、売上総利益で同5.7%増の4,074百万円と堅調に推移した。一方、海外売上高は金利高を背景に慎重な仕入・販売を進めた結果、同17.9%減の1,193百万円となった。
なお、国内における仕入及び販売単価の動向を見ると、仕入単価は前期比32.3%増の1,441百万円、販売単価は同1.6%増の1,390百万円といずれも上昇傾向が続いた。不動産市況が高騰している影響もあるが、戦略的にオフィスビルや商業ビルなど大型物件の仕入力を強化してきたことや好立地物件を選好して仕入れていることが要因だ。2010年代までは平均単価が数億円程度であったが、2021年以降は10億円を超える物件を仕入れるケースが増えたことで、「ARISTO」シリーズを商品化しやすくなっており、不動産小口化商品の高成長につながっている。
(2) ストック型フィービジネス
ストック型フィービジネスは、売上高で前期比0.6%増の6,158百万円、営業利益で同11.4%減の1,142百万円となった。利益率の高い賃料収入が同0.8%減の1,783百万円と微減収に留まり、リーシングコストの上昇や保有物件の修繕工事が増加して原価率も上昇したことが減益要因となった。
賃料収入以外の売上高は同1.2%増の4,375百万円となった。このうちスミカワADDによる工事売上高は顧客先を絞り込んだ影響で減収となったものの、原価率の改善により営業利益は増益となった。エー・ディー・パートナーズによる不動産管理事業は、前期に取得した医療モールのMLSL(マスターリース・サブリース)収入が通年で寄与し増収増益となった。エンジェル・トーチのCVC事業及びFA事業については目立った進捗がなかった。
自己資本比率は31%と財務の健全性を維持、総資産回転率の上昇によりROEが上昇
3. 財務状況と経営指標
2024年12月期末の財務状況は、資産合計が前期末比954百万円増加の59,809百万円となった。流動資産では、現金及び預金が319百万円増加した一方で、販売目的の収益不動産残高が1,857百万円減少した。販売目的とした物件のうち2,100百万円分を賃料収入目的の有形固定資産に振り替えたことが主因だ。固定資産は収益不動産を中心に有形固定資産が2,547百万円増加した。
負債合計は同639百万円減少の41,048百万円となった。有利子負債が850百万円増加した一方で、クラウドファンディング等預り金が1,299百万円、買掛金が324百万円それぞれ減少した。クラウドファンディングは不動産物件取得のための資金調達手段の1つとして適宜活用しており、期末残高は957百万円となっている。純資産合計は同1,594百万円増加の18,761百万円となった。利益剰余金が1,166百万円増加したほか、円安進行に伴い為替換算調整勘定が439百万円増加した。
同社は借入金等を活用しながら収益不動産の仕入れを積極的に進め、結果として収益の拡大とROEの向上、並びにWACCを上回るROICを維持することで企業価値の向上を目指している。一方で、経営の安全性を確保するという観点から、自己資本比率30%を目安に有利子負債の水準をコントロールする方針を示している。2024年12月期のROEは9.5%と前期比0.5%上昇し、自己資本比率も31.3%となるなど同社の取り組み施策が順調に進んだものと評価される。ROEの上昇要因を3つの構成要素に分けて見ると、財務レバレッジが前期末比0.1倍低下し、売上高純利益率も0.2%低下した一方で、総資産回転率が0.1倍上昇したことがROEの上昇要因になった。「ARISTO」シリーズの販売が急拡大し、総資産回転率の向上につながった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
ブラッド・ピットが2050万ドルの法廷論争に直面、復興住宅に欠陥判明で集団訴訟受ける
スノボをする犬に『まさかのハプニング』→有能すぎる『頼りになる行動』が2万5000再生「カッコいい」「賢い…最高のパートナー」と称賛
有働由美子アナが防災語る「どのように緊急地震速報に対応すればいいかを考えてきました」
伊集院光、師匠への感謝語る 日本語クイズに単独正解し「怒られた記憶があるんだよね」
【怪獣酒場が11周年記念!】ウルトラ怪獣の「怪獣酒場」が「怪獣酒場大感謝祭」開催
【福岡】DF小田逸稀、負傷で長期離脱へ 右膝外側半月板損傷で全治6カ月
【3/23~3/29】世界が評価する〇〇がコンビニ限定でゲットできる!今週新発売の注目のお酒商品まとめ
浴室ドアに現れた子どもの顔に驚愕!ママが体験したホラー映画のような瞬間
【世界初】ユーザに最適化したAI対話アプリ「MaMo.」体験会を2025/4/7開催!認知症予防や発達障害支援、不登校支援に<大阪・関西万博で展示予定>
松のや、人気のカキフライ1個増量キャンペーンを4/2まで実施 食べ納めはお早めに!
元アイドル37歳2児のママ、出生前検査で「もっとパンツおろして…」不快な出来事に怒り
堺正章が60歳タレントと“禁断の”共演「確かに昔干したよ」「本気でした」激白しスタジオ騒然
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
片岡鶴太郎、息子の職業を明かすもMCの加藤浩次から「ちょっとまずくないですか?だって…」
元人気アイドルグループリーダー、うつ病を公表「この世から消えるときまで内緒にしておこうと」
23歳女性小学校教諭がキャバクラ副業で停職処分に 楽しんごが私見 総収入額も判明
和田アキ子、生放送で突然女性アナに「ありがとうね」一瞬スタジオがざわつく
ナイツ塙、事故直後の顔面を初公開「本当に気をつけなきゃ」「交通事故に昔遭って死にかけて…」
サンド富澤たけしが号泣を告白…涙腺「ぶっ壊れた。エンディングまで泣いた。ピュアすぎる…」
石破首相、参院選で自民公認の杉田水脈氏の発言に「強烈な違和感」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
日韓コンビYouTuberトッポギ侍が店頭の化粧品を鼻に入れて大炎上
バン仲村、暴走族への突撃動画に疑いの声が続出「そんな都合よく…」「分かりやすいヤラセ」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
吉田沙保里、大久保嘉人との不倫疑惑を一蹴するも冷ややかな声
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
松本人志飲み会参加セクシー女優「実際に警察の方が動いて下さり起訴されています」と警告
元アイドル37歳2児のママ、出生前検査で「もっとパンツおろして…」不快な出来事に怒り
大久保佳代子が赤面告白、風呂に入ると「したくなっちゃう」現在の対策まで明かす

ADワークスグループ Research Memo(5):2025年12月期も堅実な業績計画の上振れを目指す
ADワークスグループ---子会社エー・ディー・ワークスの不動産小口化商品「ARISTO」 今期累計131.79億円を販売
ADワークスグループ---24年12月期2ケタ増収増益、収益不動産販売事業が業績をけん引
ADワークスグループ Research Memo(7):ROEの改善とPER向上に向けた施策を打ち出す(2)
ADワークスグループ---2024年12月期通期連結業績フォーキャスト及び公表終了
ADワークスグループ Research Memo(6):ROEの改善とPER向上に向けた施策を打ち出す(1)
P-京橋アートレジ Research Memo(7):引き続き一棟収益マンションが業績をけん引
Orchestra Holdings---3Qは2ケタ増収・増益、デジタルトランスフォーメーション事業が2ケタ増収増益に
ワコム Research Memo(4):2025年3月期上期は円安効果やOEM需要増により増収・営業増益
クラウドワークス:過去最高益更新、高い利益成長が続く好決算、インカムゲインも8%に迫る