エルイズビー Research Memo(8):セールス、サービス、インベストメントの3つの側面から成長戦略を推進(2)
2014年の上場以来、L is Bは成長戦略として「direct」を基盤にした5つの柱を設定し、安定的な成長を目指している。中期的には「direct」とOEMサービスの拡充を、長期的にはソリューション提供とM&Aを通じた事業拡大を計画している。セールス面では、建設業界でクライアントを拡大し、未開拓の業界にも進出。「direct」を他業界の現場にも展開する意向だ。サービス面では、既存サービスの品質向上と新サービスの開発に注力。生成AIなどの新技術を取り入れて魅力を高める予定。インベストメントでは、シナジーが期待できる企業とのM&Aや出資を推進。2024年のシステム・エムズの子会社化などが、その一例である。2025年の機能追加や出資案件も今後予定しており、成長の実現に力を入れている。
2. 成長戦略
同社は2024年の上場以来、成長戦略として5つの柱を掲げている。「direct」をベースに現場DXサービスを拡充することで、安定的・持続的な成長モデルの確立を目指す。現時点では数値目標は掲げていないが、中期的には「direct」やOEMサービスの提供先の拡大・多様化、長期的には連携ソリューションやDXコンサルティングの拡大と、M&Aにより、課題解決の領域拡大を目指す成長イメージを描いている。
5つの成長戦略は、セールス面で「建設業界のさらなる開拓」「現場のある他業界への展開」の2つ、サービス面で「既存サービスの品質向上」「新サービスの開発・提供」の2つ、インベストメント面で「M&A、出資」である。
セールス面のうち「建設業界のさらなる開拓」では、ゼネコンから協力会社へ顧客を拡大する。前述のとおり、大手ゼネコンでの「direct」導入率は高いものの、建設業界での未取引先は多く開拓余地は大きい。同社は、大手ゼネコンが評価するメリットなどを、協力会社や地方の建設会社の開拓で訴求し、顧客拡大につなげる。「現場のある他業界への展開」では、建設業と同様に作業現場がある業界に「direct」を展開する。現在は、各業界の現場ニーズを掘り下げている段階である。各業界の大手企業に優先的にアプローチし、業界共通のニーズを発掘して対応を図ることで拡大を目指す。
サービス面の柱のうち「既存サービスの品質向上」では、定期的なアップデートを行い、サービスの進化を進める。既存サービスに関する顧客からの要望をサービス化することで、優位性をさらに高める。生成AI等の新技術も積極的に取り入れ、機能追加や品質改善を図る。「新サービスの開発・提供」では、「ナレッジ動画」や「タグショット/タグアルバム」が挙げられる。販売活動に注力したものの顧客評価がいまひとつだったこともあり、同社は両サービスの機能追加の必要性を認識しており、2025年12月期上期に、機能追加を行う計画である。同業種の現場の課題は類似していることが多いと考えられることから、引き続き作業現場に寄り添い、要望が多いものを優先することで、顧客の評価が上がると弊社では見ている。
インベストメント面の「M&A、出資」では、目的と対象を明確化しており、積極的な投資を行う方針だ。M&Aについては同社グループの売上高、利益の拡大を目的とし、シナジーが見込めるシステム開発会社などを対象とする。2024年12月期に子会社化したシステム・エムズはインターネットサービスの開発に関して高い技術力を持ち、同社が提供するDXサービスの開発体制の拡充を目的としており、業績面へ貢献も大きいことが予想される。同社は、連続したM&Aの実行により、長期的に売上高や利益の拡大を目指す。出資については、同社の事業領域に近い会社で、サービス連携や営業政策の観点から協業が見込める先や、将来的なキャピタルゲイン獲得やグループインが展望できる、マイノリティ出資※を基本とする。2025年1月には、ANOBAKA GAI 1号投資事業有限責任組合に対して50百万円の出資を行った。同ファンドは、主にシードステージの生成AIスタートアップ企業への出資を行った。同社は事業及び資本提携のほか、生成AIに関する新技術やサービスの情報収集による新規事業機会の創出により、同社の企業価値向上につながると判断した。なお、2025年12月期の具体的なM&Aや出資は決定していないが、候補先の調査を進めているようだ。
※ 議決権の過半数を超えない(50%未満)出資のこと。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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