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GMOメディア Research Memo(9):2025年12月期も2ケタ増益が続く見通し


GMOメディアは2025年12月期の業績で、前期比6.0%の売上高7,000百万円、営業利益20.0%増の915百万円、純利益15.5%増の660百万円を予測しています。特に業界特化型事業とゲームプラットフォーム事業が成長を牽引します。新たに連結子会社化されたGMO趣味なびの影響は軽微と見ています。メディア事業では学びや美容医療が15%増、ゲームプラットフォーム事業は10%成長を見込む一方、ソリューション事業は停滞しています。費用面では、人件費が1桁増加するものの、他の販促費や開発費は抑制される見通しです。AI活用による業務効率化で、営業利益率の改善も図られています。

*14:39JST GMOメディア Research Memo(9):2025年12月期も2ケタ増益が続く見通し ■今後の見通し

1. 2025年12月期の業績見通し
GMOメディア<6180>の2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比6.0%増の7,000百万円、営業利益で同20.0%増の915百万円、経常利益で同18.5%増の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同15.5%増の660百万円と2ケタ増益が続く見通し。業界特化型事業やゲームプラットフォーム事業が引き続き業績のけん引役となる。なお、2024年10月に連結子会社化したGMO趣味なびについては、2024年2月期業績が売上高で62百万円、営業損失で31百万円とまだ事業規模が小さいことから、2025年12月期業績に与える影響額も軽微と同社では見ている。

主要サービス別の売上見通しについて、メディア事業では業界特化型事業(学び、美容医療)で前期比15%増、ゲームプラットフォーム事業で同10%増とそれぞれ2ケタ成長を見込んでいる。「ポイントタウン」や「くまポン」については前期と同様、1ケタ台前半の伸びを見込んでいるようだ。一方、ソリューション事業はアフィリエイト広告仲介事業がまだ下げ止まっていないこともあり、前期並みの水準で計画に織り込んでいる。広告収入に影響する広告単価については、前期比横ばい水準を想定している。

費用面では、人件費が前期比1ケタ増となるものの、販促費や広告宣伝費が前期並みの水準、開発費が「GMOリピータス」の開発一巡もあって若干の減少を見込んでいる。AI活用については、カスタマーサポート部門以外の部署へと横展開することで業務効率化を推進する。こうした取り組みにより、営業利益率は前期の11.5%から13.1%とさらなる向上を目指す。期末従業員数については、前期末比で横ばい水準を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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