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イード Research Memo(6):手元キャッシュ等を活用して比較的規模の大きいM&Aを目指す


イードは2025年6月期中間期末の財務状況において、資産合計が前期末比で減少したものの、流動資産の一部が増加し、負債の減少により財務体質が改善しました。特に、有利子負債の削減により自己資本比率が上昇し、D/Eレシオも低下しました。これにより、イードは手元の豊富なキャッシュを活用し、売上高10億円を超える規模のM&Aを目指す意向を示しています。必要に応じて有利子負債を増やす可能性もあり、D/Eレシオの上限を0.5倍に設定していることが示されています。

*15:06JST イード Research Memo(6):手元キャッシュ等を活用して比較的規模の大きいM&Aを目指す ■イード<6038>の業績動向

2.財務状況
2025年6月期中間期末の資産合計は前期末比11百万円減少の6,257百万円となった。流動資産では現金及び預金が238百万円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が198百万円増加した。固定資産ではのれんが35百万円、投資有価証券が38百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比158百万円減少の1,844百万円となった。主に有利子負債が133百万円減少した。純資産合計は同147百万円増加の4,413百万円となった。利益剰余金が135百万円増加したほか自己株式が44百万円減少(増加要因)した。

有利子負債の削減等により自己資本比率は前期末の67.0%から69.4%に上昇し、D/Eレシオは0.18倍から0.14倍に低下するなど財務体質は良化した。ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)は2,760百万円と高水準を維持している。同社は潤沢な手元資金を活用して、今後は売上高で10億円を超えるような比較的規模の大きいM&Aを進める意向である。このため、M&Aの案件次第では有利子負債を積み増すことも視野に入れており、目安としてはD/Eレシオで0.5倍程度を上限に考えているようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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