イード Research Memo(7):2025年6月期は期初計画を据え置くも利益ベースでは上振れ余地あり
イード社の2025年6月期の業績見通しは売上高6,700百万円、営業利益590百万円、経常利益590百万円、純利益370百万円の増加を予測している。特に、純利益は前年同期比126.8%増であり、特別利益の計上により計画を上回る可能性がある。下期はトランプ政権の関税引き上げなど不透明な要素があるが、イードの「メディアポートフォリオ戦略」と「360度ビジネス」が影響を軽減すると見られている。また、広告以外のビジネスモデルの開発やAI技術活用による生産性向上が進み、収益基盤を強化している。中期的には、売上高100億円、EBITDA12億円を目指すが、目標達成はM&Aの実施次第とされる。
3. 2025年6月期の業績見通し
2025年6月期の連結業績は、売上高で前期比9.4%増の6,700百万円、営業利益で同12.6%増の590百万円、経常利益で同7.7%増の590百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同126.8%増の370百万円と期初計画を据え置いた。売上高は過去最高を更新し、営業利益と経常利益は3期ぶり、親会社株主に帰属する当期純利益は4期ぶりの増益に転じる見通しだ。
中間期までの進捗率は売上高で45.9%、営業利益で57.6%となっており、直近3期間の平均進捗率(売上高48.6%、53.6%)※と比べて、売上高はやや下回るものの営業利益は逆に上回っている。下期は米国トランプ政権の関税率引き上げの動向など不透明感が強く、関連業界において広告出稿意欲が冷え込むリスクはあるものの、同社は「メディアポートフォリオ戦略」により幅広い業界のメディアを展開しているほか、「360度ビジネス」により広告出稿に依存しない収益構造を構築しつつあることから、下期の収益も堅調に推移する可能性が高いと弊社では見ている。なお、同社は2025年1月に投資有価証券売却益72百万円を特別利益として第3四半期に計上することを発表したことから、親会社株主に帰属する当期純利益については計画を上振れする公算が大きい。
※ (3期間累計の中間期業績)÷(3期間累計の通期業績)により算出。
国内のインターネットメディア業界はネット人口の頭打ちによるユニークユーザー(以下、UU)数やPV数の成長鈍化、またクッキー制限等による広告単価下落の影響などもあり、メディア運営会社の収益源となっていたネット広告売上が苦戦し、一部の大手運営会社を除いて厳しい収益環境が続いている。同社はこうした課題に対する対策として、1) 会員基盤の充実とLTVの向上、2) 広告以外のビジネス開発(360度ビジネス)、3) M&Aによる規模拡大、4) メディア運営支援による相互扶助型連合の拡大、の4点に引き続き取り組むことで、ネット広告に依存しない収益基盤の構築を今後も推進する。
特に広告以外のビジネス開発については、メディアの有料会員サービスによるサブスク収入が順調に拡大している。現状は自動車やネットセキュリティ分野で法人向けを中心に伸びているが、今後は金融や教育、エンターテインメント分野などでも開発を進めていくものと予想される。また、Webメディアとリアルイベントの組み合わせによるプロモーションが教育分野で成功しているほか、ゲーム業界就活イベントとして2024年6月と12月に開催した「キャリアクエスト」も8社のゲーム会社が出展し、就職志望学生も多く集まるなど好評を得たことで、今後はアニメ業界など他の業界でも同様の取り組みを進めていくことを検討している。映画前売券等のプロモーションツールとなる「エンタメプリント※1」も認知度向上により最近は大手企業からも声が掛かるようになってきたほか、新たに開始した「ゲムマイド※2」サービスも、実績が出始めており、今後も映画やゲーム以外にコンテンツを広げていきながら収益拡大を目指す。こうした成功モデルを他の業界に横展開することで収益性を向上させていくほか、M&Aや協業により領域自体の拡充も図っていく戦略だ。
※1 コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機で、人気キャラクター、アイドル、ゲームなどのブロマイドをはじめとした様々なジャンルのコンテンツを購入・プリントできるサービスで、「映画前売券付きブロマイド」などIPを活用したプロモーション施策として生かすことができる。2024年6月期の売上規模は数千万円。
※2 コンビニエンスストアでゲームが印刷できるサービス。
前期から取り組んでいるAI技術活用による生産性向上については、情報収集や制作・編集工程に加えて配信工程でも活用し始めており、全体の工数削減に寄与している。AI導入で余剰となった人的リソースについては、サブスクビジネスなど注力事業に再配置することで最適化を進め、人件費率を抑制することによって収益性向上を図る。
2026年6月期業績目標の達成はM&A次第だが、持続的な利益成長を重視
4. 中期目標
同社は2021年8月に発表した中期計画のなかで、最終年度となる2026年6月期に売上高100億円、調整後EBITDA12億円を目標に掲げた。今後2年間で売上高を1.6倍、調整後EBITDAを1.8倍に拡大することになるが、比較的規模の大きいM&Aが必要になると思われるため、目標達成はM&A次第となる。ただ、CP事業を主軸に「メディアポートフォリオ戦略」と「360度ビジネス」に取り組み、新規事業開発も積極的に進めながら利益成長を継続することを重視していることから、目標達成ありきでM&Aを行うことはなく、あくまでも収益性も考慮したうえで実行していく方針だ。インターネットメディア業界では経営環境の厳しさから売却案件が増え、買収コストも低廉化している状況にある。同社にとって今後1〜2年は、M&Aによって成長加速を図る好機になると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
ドジャース投手陣崩壊で大敗…大谷翔平はメジャー自己最速&今季球団最速164キロで2回無失点
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
大谷翔平「どうしても打たれたくない」メジャー自己最速の164キロは投手の本能/一問一答
ロハスが野手登板、1イニングを難なく1安打無失点 モノマネ劇場はなく淡々とアウトを重ねる
【DeNA】バウアーが降板後にコーチに激しい口調で主張…心配な火種に「話して解決する問題」
横断歩道停止率、北陸3県に大きな差 石川は2位、富山は最下位
星好きを増やしたい 映画にもなったコンテスト、発案した教諭の願い
大谷翔平に“故意死球”のパドレス守護神スアレス、2試合の出場停止明け23セーブ目マーク
大谷翔平のスライダーは縦に鋭く落ちる「縦スラ」か 解説の元大リーガーも「意識して投げてる」
大谷翔平、メジャー自己最速の164キロに葛藤「今の段階でそこまで上げなくてもいいな…」
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
山口真由氏は「しばらくお休みとなります」モーニングショー冒頭で羽鳥慎一アナが報告
【7月21日まで】最大50%分のふるなびコインがもらえる「ふるなびメガ還元祭」3つのキャンペーンと参加方法
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
元フジ渡邊渚、ビキニ姿の大胆露出で表紙ジャック!「完成した誌面を見て毎度のことながら…」
三上悠亜「ボンキュッボン」大胆くびれ白ビキニ姿「完璧な美しさ」「大き過ぎる」ファン騒然
三崎優太氏、石丸伸二氏「再生の道」全42人落選確実に「前代未聞、政治ごっこの偽善者にもう…」
大久保佳代子、「ネット賭博疑い」逮捕フジ社員と過去に数回仕事「私の印象では…」
三笘薫がクリア夫人との挙式を報告「美男美女」ウエディングフォト多数、肩を寄せ合い満面の笑み
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
TOKIO国分太一が重大なコンプライアンス違反か 芸能活動休止へ
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
国分太一が無期限活動休止、「株式会社TOKIO解雇」一部の報道は関係者が否定

イード---1Qは増収・72.6%の増益、クリエイタープラットフォーム事業が3倍超増益に
イード Research Memo(6):手元キャッシュ等を活用して比較的規模の大きいM&Aを目指す
イード Research Memo(4):ネット広告売上の回復により2025年6月期中間期は2ケタ増益に転じる(1)
イード---上期の連結業績は、売上高は過去最高、営業利益も大きく伸長
イード---3Q増収増益、クリエイタープラットフォーム事業が順調に推移
イード---続伸、投資有価証券売却益(特別利益)の計上見込を発表
イード Research Memo(5):ネット広告売上の回復により2025年6月期中間期は2ケタ増益に転じる(2)
True Data---25年3月期は減収なるも26年3月期は2ケタ増収・大幅増益予想に
ビーアンドピー Research Memo(7):M&Aの実行と3つの拡大戦略により成長を加速
イノベーション Research Memo(9):2025年3月期は増収増益を見込む