いちご Research Memo(1):2025年2月期中間期は、売上高が前年同期比37.0%増の36,295百万円に
いちごは、不動産を対象に価値向上の技術を活用する企業グループで、中間期の売上高は前年同期比37.0%増の36,295百万円という好調な成績を上げました。ALL-IN営業利益は一時減少したが、心築事業の物件売却の集中などが要因です。2025年2月期の通期予想では営業利益が前期比23.5%増の16,000百万円。セキュリティ・トークンの導入や、ホテルリートの収益増が見込まれ、クリーンエネルギー事業でも新たな発電所の利益貢献が予想されます。RE100目標を早期に達成し、電力の100%再生可能エネルギー化を完了しており、2025年2月期には年間10.00円の配当が予想されています。さらに、60億円の自社株買いも発表され、株主還元の強化が見込まれます。
いちご<2337>は、オフィス、商業施設、ホテル、レジデンスなど幅広いタイプの不動産を対象とし、不動産価値向上ノウハウを活用して投資・運用を行う心築(しんちく)を強みとしている。また同社は、不動産価値向上技術・ノウハウを軸にオフィス、ホテル、再生可能エネルギー発電施設の3つの投資法人を運用・管理するユニークな企業グループである。
1. 2025年2月期中間期の業績動向
2025年2月期第2四半期(中間期。以下同)は、売上高が前年同期比37.0%増の36,295百万円、営業利益が同25.0%増の6,855百万円、ALL-IN営業利益が同31.6%減の9,446百万円となった。重要指標であるALL-IN営業利益で減益となったものの、心築事業における物件の売却が下半期に集中することが要因であり、計画どおりの順調な進捗となった。アセットマネジメント事業は、いちごホテルリート投資法人(3463)、レジデンス・トークンの運用資産が増加しフィー収益が好調だった一方で、いちごオフィスリート投資法人(8975)は運用報酬料率引き下げにより減益となった(通期では前期並みに回復予想)。クリーンエネルギー事業は、前期末に稼働開始した発電所の売電収入が収益成長に貢献し、増収増益となった。
2. 2025年2月期の業績予想
2025年2月期通期の業績予想は、営業利益で前期比23.5%増の16,000百万円、ALL-IN営業利益で同13.2%増の24,000百万円とキャッシュ創出を拡大する計画である(期初予想どおり)。アセットマネジメント事業では、セキュリティ・トークンを活用した運用資産残高(AUM)の拡大による継続的なアセットマネジメントフィーの収受、継続した宿泊需要の拡大によるいちごホテルリートの収益成長が見込まれる。クリーンエネルギー事業では、前期末に稼働開始したいちごえびの末永ECO発電所が通期で利益貢献する。心築事業でも、宿泊需要の拡大によるホテルオペレーション収益や当社の強みである心築によりオフィス賃料収入が増加する予想だ。心築事業(賃貸)及びクリーンエネルギー事業は上期を終えた業績予想に対する進捗率が50%を超えており順調、アセットマネジメント事業及び心築事業(譲渡)においても目標達成の目途が立つ。好調なホテルやレジデンスに加え、同社が保有する中規模オフィスや商業施設は安定した需要があり、売買市場も良好であると弊社では考えている。
3. 中長期の成長戦略
同社では、いち早くセキュリティ・トークンに着目し「いちご・レジデンス・トークン」を発行し、実績を積み重ねている。組成時の不動産売却、5年を超える運用期間中のアセットマネジメントフィー等の収益機会となり、成長ドライバーとして存在感を増している。同社では2022年11月の第1号を皮切りに実績を積み、当上半期は第4号(2024年5月)を組成した。第5号案件(2024年10月組成)の投資対象不動産はいちごオーナーズが保有する東京23区内のレジデンスであり、市谷仲之町・文京小日向・駒場東大前・西新宿・清澄白河などの7物件(114億円)であり、いずれもいちごオーナーズが取得した物件である。
同社は、国際的なイニシアチブであるRE100に加盟し「2025年までに事業活動で消費する電力を、100%再生可能エネルギーに切り替える」という目標を定め取り組んできた。2024年8月末時点で、再生エネルギーへの切替が100%完了し、前倒しでのRE100を実質的に達成した。この達成には、同社のみならず、同社が運用するいちごオフィスリート・いちごホテルリートが保有する不動産も含んでいる。日本の事業会社におけるRE100の達成としてはトップ集団に入る。今後は達成率100%の状態を維持しつつ、正式な審査期間(半年〜1年)に入る。
4. 株主還元策
同社では、株主還元の経営目標として、原則として「減配なし、配当維持もしくは増配のみ」(累進的配当政策)を掲げ、過去12期連続で実践している。また、本年4月に株主資本配当率(DOE)を3%以上から4%以上に引き上げている。2025年2月期の配当金は、年間10.00円(1.00円増配)、配当性向31.2%を予想、2023年2月期の増配(前期7.00円から8.00円へ)から、3期連続での増配となる見込みである。これに加え、2018年2月期から2024年2月期まで7期連続で15億円から60億円の自社株買いを実施、進行期も第3四半期に60億円の自社株取得(2024年10月11日〜2025年4月30日、発行済み株式総数の3.9%)を発表した。強い財務基盤を持つ同社だけに、株式の市場価格によっては、今後も自社株購入による株主価値の向上が期待できる。
■Key Points
・2025年2月期中間期は、売上高が前年同期比37.0%増の36,295百万円
・2025年2月期は、ALL-IN営業利益ベースで240億円(前期比13.2%増)を予想。セキュリティ・トークンなどのフロー収益が下期に加速する予想
・RE100(再生エネルギー切替100%)を早期に達成
・2025年2月期は年10.00円配当(前期比1.00円増)、配当性向31.2%を予想
・自社株買い60億円(上限)も発表
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<HN>
大谷翔平、止まらん5試合連続37号アーチ 追い込まれてからスタンド中段へ134m特大弾
大谷翔平、止まらない5試合連発37号ソロ 5戦連続弾は19年マンシーらに並ぶ球団最長タイ
【連載】丸の内TOEI閉館…元支配人と現役社員が振り返る、忘れられない思い出の名場面とは
【ロッテ】益田直也250Sまであと「3」名球会目前で苦手克服誓う「課題一つずつつぶして」
夏帆が竹内涼真とダブル主演「とても心強い」TBS10月期「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
【日本ハム】レイエス「メチャウマイ」ざんぎから世界の肉料理まで集結「肉祭り」/えふたん企画
橋爪功「観客として見てみたい」若村麻由美、奥貫薫、前田敦子、岡本圭人、剣幸と家族の物語
SecurityBridge、サイバーセーフを買収し、状況認識型のシングル・サインオン(SSO)、多要素認証(MFA)、パスワードレス認証をSAPユーザーに提供
アンダーセン・コンサルティング、エクスポネンシャル・デジタル・ソリューションズと連携してデジタル・トランスフォーメーションの能力を強化
ゆきぽよ、海BBQで夏満喫!ビキニ姿で極上ボディ披露に「可愛い過ぎ」「素敵な美女」と反響
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
中川杏奈「くびれ凄く綺麗」三角白ビキニ姿公開「色っぽい」自身も納得ボディー「さらに神化」
中山麻聖、母の中山麻理さんが亡くなったことを発表「家族に見守られ、穏やかに旅立ちました」
井上咲楽衝撃経験、友達から菌が感染「本当にうつっちゃって」専門医警告「治ったと思っても…」
石破首相、退陣へ 8月末までに表明 参院選総括踏まえ
月亭方正、関係を切られた後輩芸人を告発 自身を追い越して多忙になり「嫉妬の嵐ですよ」
大谷翔平、46年ぶり二刀流快挙で本拠地6連敗ストップ 731日ぶり被弾も逆転の35号2ラン
TBS田村真子アナらが次々“連続生号泣” スタジオ騒然 川島明「もうやめよう…この特集」
大谷翔平4戦連発36号、4試合連続弾はメジャー日本人初 昨年上回るシーズン57本ペース
39歳人気芸人、NHK生放送に異例の遅刻 スタジオ騒然 中山秀征「ちょっと放送事故ぽく…」
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
遠野なぎこさん死去 朝ドラ「すずらん」ヒロイン、バラエティーでも活躍 最近は摂食障害など告白
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
遠野なぎこさん死去 自宅マンション周辺では異変も 近隣住民が明かす
44歳元グラドル、最新全身写真 圧巻ボディに「可愛い」「素敵」絶賛相次ぐ 夫は人気芸人
死去遠野なぎこさん、MX看板番組「バラダン」で辛口コメ連発の存在感、大谷翔平夫人には嫉妬

いちご---25年2月期 2ケタ増益。増配も発表(前期比17%増)
いちご Research Memo(4):2025年2月期は、ALL-IN営業利益ベースで240億円を予想
いちご Research Memo(3):2025年2月期中間期のストック収益は過去最高を更新見込み
いちご Research Memo(5):セキュリティ・トークンにより出口拡大とノンアセット事業化を推進
いちご---不動産売却が4Q集中で前年同期比減益も、通期計画達成にむけ順調
いちご Research Memo(2):不動産価値向上を図る心築事業を軸に3上場投資法人を運用・管理
グリムス Research Memo(4):2025年3月期は、過去最高営業利益を更新する好決算
インテリックス Research Memo(1):2025年5月期は大幅増益見通し
グリムス Research Memo(1):事業用太陽光発電システム販売と小売電気事業により高成長を持続
ムゲンエステート Research Memo:2025年12月期第1四半期、買取再販好調で大幅増収増益