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サインポスト---2Qも2ケタ増収、コンサルティング事業の売上高・利益ともに順調に増加


サインポスト<3996>は14日、2023年2月期第2四半期(22年3月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比30.8%増の12.66億円、営業損失が0.52億円(前年同期は2.63億円の損失)、経常損失が0.59億円(同2.66億円の損失)、四半期純損失が0.69億円(同3.78億円の損失)となった。

コンサルティング事業の売上高は前年同期比24.9%増の11.99億円、セグメント利益は同52.1%増の1.80億円となった。前期に新設した部門において、期初から受注が堅調に推移した。また、既存得意先の基幹システムの更改・統合のプロジェクトマネジメント支援やIT部門のプロジェクト推進の支援業務も、中途採用者の増加等を主因に堅調に推移した。

イノベーション事業の売上高は前年同期比739.9%増の0.63億円、セグメント損失は0.75億円(前年同期は1.89億円の損失)となった。職域売店や社員食堂の精算業務の用途でEZレジの販売数が増加した。また、ワンダーレジ-BOOKが実証実験として導入していた得意先で正式採用された。加えて、新規顧客から店舗ソリューションの開発を受託したほか、TTG-SENSE等の無人決済システムのロイヤリティの受け取りがあった。研究開発活動については、主に顧客ニーズに合わせた製品の改良に取り組んだ。

DX・地方共創事業の売上高は0.03億円、セグメント損失は0.34億円となった。地域経済の持続可能性を高めることを目的に、同社のDX技術やノウハウを活用したビジネスモデルの構築に取り組んでいる。また、同社の地方共創への姿勢に賛同する企業を拡大するとともに、それらの企業とともに地域の経営・業務課題を解決する態勢構築に取り組んできた。この成果として、BtoB向けのオンラインマーケットプレイスへの決済機能導入に関するコンサルティングサービスを提供したほか、食品ロスを低減する製品を販売した。

2023年2月期通期の業績予想については、売上高が28.93億円、営業利益が0.26億円、経常利益が0.22億円、当期純利益が0.16億円とする期初計画を据え置いている。2023年2月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用し、業績予想は当該基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。

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