窪田製薬HD Research Memo(8):VAP-1阻害剤の共同研究開始、「クボタメガネ」の開発加速を発表
5. 新たな開発分野について
窪田製薬ホールディングス<4596>は新たな開発プロジェクトとして、VAP-1阻害剤の共同研究開始と、近視の進行を抑制または改善する効果が期待されるウェアラブルデバイスの開発を加速することを発表した。
(1) VAP-1阻害剤の共同研究契約締結
2020年4月16日付で同社は、子会社のクボタビジョンと皮膚科領域におけるグルーバル製薬企業であるLEO Pharmaが、VAP-1阻害剤の治療薬候補の探索に向けて共同研究契約を締結したことを発表した。
同社が新しい治療薬の研究を進める過程において多くの低分子化合物の開発を行ってきたが、そのなかでアトピー性皮膚炎や変形性関節症などの炎症性疾患に関わっているとされるVAP-1※の働きを阻害する化合物を数十種類発見しており、今回はこれら化合物のなかから有望な化合物をさらに絞り込むため、LEO Pharmaの研究ツールと予算を用いて探索していく取り組みとなる。同社の候補化合物は、他社の候補化合物と比較して、VAP-1の阻害効果が高く、かつ選択制が高いこと(副作用リスクが低い)がin vitro試験で確認されており、今後、LEO Pharmaでの研究開発で治療薬候補化合物が絞り込まれれば、前臨床試験や臨床試験に向けた共同開発契約につながっていく可能性がある。
※VAP-1(Vascular adhesion protein-1)は血管内皮表面に存在する白血球接着分子のことで、アトピー性皮膚炎や乾癬、変形性関節症、糖尿病性腎疾患、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)などの炎症性疾患では、VAP-1の異常な活性化が認められている。このため、VAP-1の働きを阻害することで、これら炎症性疾患の症状を和らげる効果があると考えられている。
VAP-1阻害剤については、適応範囲が広く潜在的な市場価値が大きいため大手製薬企業でも活発に開発を進めているが上市実績はまだない。このため、開発を進める意義は大きく、今後の共同研究の動向が注目される。また、皮膚科領域以外についてはほかのパートナー企業との共同開発の可能性についても検討していく予定となっている。米国では新型コロナウイルス感染症の重症患者において一定数が、ARDSを発症し死に至ると言われている。VAP-1阻害剤は、ARDSにも薬効の可能性があることから、現在、米国の研究機関と協議を進めており、補助金を活用した開発を進めていく可能性がある。
(2) ウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」について
同社は5月18日付で、近視の進行を抑制または改善する効果が期待されるウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」の開発を加速していく方針を明らかにした。
近視の種類は、屈折性近視、軸性近視、偽近視、核性近視などに区分されているが、その多くは軸性近視とされている。軸性近視のメカニズムは、眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が伸展し、眼球のなかで焦点が網膜より手前に位置づけられることによって、遠くが見えにくくなる。逆に言えば、伸びてしまった眼軸長を元に戻す(短くする)ことで近視の進行を抑制または改善できることになる。
子会社のクボタビジョンが、21~32歳の被験者12人(アジア人7名、白人4名、ヒスパニック1名)に対して、眼に光を用いた刺激を与えるアクティブスティミュレーションを用いた試作機(卓上デバイス)で、眼軸に与える影響を検証した結果、対照眼と比較して眼軸長が短縮したことを確認できたとしている。眼軸長は、通常、加齢とともに伸展、もしくは成長が止まるもので、人工的な光により眼軸長が対照眼と比較して短くなるということは、世界でも前例がなく、同社はこの技術を「クボタメガネ・テクノロジー」とし、今後、ウェアラブル近視デバイスの開発を加速していく方針を決定した。
今後は、「クボタメガネ・テクノロジー」をスマートメガネ、スマートコンタクトレンズに応用し、実用化を目指していく予定で、まずは「クボタメガネ」の実証実験を2020年後半に終え、2020年内にプロトタイプの完成を目標としている。近視人口は、スマートフォンの普及拡大もあって世界的に増加傾向にあり、2050年には世界の約半数の人が近視になると予測されている。また、近視の進行によって、緑内障視野障害や白内障などの疾患を合併するリスクが高まることもあり、開発に成功すれば収益面でのインパクトも大きく、今後の開発動向が注目される。
なお、光を用いた研究については慶應義塾大学医学部の研究チームが2017年に研究結果を発表※している。太陽光のうち紫外線の手前に当たる紫色の光を浴びることで、近視の進行を抑制する遺伝子と考えられている「EGR1(Early Growth Response 1)」を活性化することが判明したとしている。また、同研究チームによるヒトの臨床データ(10~18歳)を用いた後ろ向き研究(過去の事象について調査する研究)によれば、バイオレット光をカットするメガネやコンタクトレンズを装用している子どもと、バイオレット光を通すものを着用する子どもとで、1年後の眼軸長の伸びを比較したところ、バイオレット光を通す群のほうが眼軸長の伸びが有意に抑制されている結果が出たとしている。つまり、バイオレット光を眼球に浴びることで近視の進行が抑制される可能性のあることが示唆されていると考えられる。同社でも今後、臨床研究の詳細なデータに関しての論文を発表する予定にしている。
※出典:EBioMedicine 15 (2017) P.210-219
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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