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大同工業---1Qは売上高3.6%増、国内で産業機械用チェーンの受注が好調


大同工業<6373>は27日、2019年3月期第1四半期(2018年4-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.6%増の118.94億円、営業利益は同49.9%減の3.94億円、経常利益は同61.3%減の3.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同70.3%減の1.57億円だった。

国内は、産業機械用チェーンにおいて、エスカレーター及び物流設備関連の受注が好調に推移するとともに、コンベヤセットの受注が好調に推移したことから、売上高は前年同期を上回った。

アジアは、中国において日系自動車メーカーの増産を背景に四輪車用チェーンの受注が好調に推移したものの、二輪車用チェーンにおいて、中東の補修市場向けが低調に推移したことから、売上高は前年同期を下回った。

北米は、補修市場向けの二輪車用チェーンの受注が好調に推移したものの、円高の影響を受け、売上高は前年同期を下回った。

南米は、産業用・農業用チェーンの受注が好調に推移するとともに、二輪車用チェーンにおいて完成車メーカー向けの受注が好調に推移したことから、売上高は前年同期を上回った。

欧州は、補修市場向けにおいて、付加価値の高い二輪車用チェーンの受注がドイツ及びイギリス向けを中心に好調に推移したことから、売上高は前年同期を上回った。

収益面については、国内において、計画以上の受注増加に加え、短納期での生産対応となり、想定以上に費用が増加したこと、海外において、現地通貨安等の為替影響を受けたことに加え、海外の生産設備増強投資に伴い費用が増加した影響等により、前年同期を大きく下回った。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.8%増の494.00億円、営業利益が同9.9%増の32.00億円、経常利益が同6.1%増の34.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同48.3%増の21.00億円とする期初計画を据え置いている。



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