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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め


ドル・円は、米インフレ指標に注目が集まり、伸び悩む展開が予想される。11日の欧米外為市場では、米CPIの結果次第で米金利高・ドル高が見込まれるものの、米中貿易協議の行方や高関税政策の訴訟問題がドル買いを抑制する可能性がある。前日は米中協議に進展が見られず、米長期金利上昇によりドル買いが進行したが、ユーロ・ドルは若干軟化した。本日には米中協議合意の知らせで一時ドル買い・円売りが強まり、ドル・円は145円10銭台に上昇。今後の米CPI発表では、FRBの政策運営への見通しが変化する可能性があるが、生産者物価指数(PPI)を控え、過度なドル買いは制限される見通し。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め 11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が堅調なら、米金利高・ドル高の見通し。ただ、米中貿易協議の合意内容や米高関税政策への差し止め命令の行方を見極めようと、ドル買いは限定的となろう。

前日は重要経済指標の発表が予定されず、英国で開催中の米中貿易協議の行方が注目された。ただ、特に進展はみられず、調整に伴うドルの売り買いでもみ合う展開に。米長期金利の上昇に伴うドル買いが目立ち、ユーロ・ドルは1.1440ドル台から1.1410ドル台に軟化、ドル・円は144円40銭台から145円付近に浮上した。本日アジア市場で米中協議の合意が伝えられるとドル買い・円売りが強まり、ドル・円は一時145円10銭台に浮上した。

この後の海外市場は米インフレ指標が注目材料。今晩の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への思惑後退が予想される。その際には米金利高・ドル高に振れやすい展開となりそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度なドル買いは抑制されよう。一方、米中交渉の合意内容を見極めるムードに。また、高関税政策の訴訟問題も注目され、ドル買いは限定的とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・5月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.9%、4月:+2.8%)
・03:00 米・5月財政収支(4月:+2584億ドル)


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