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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米中協議進展なら上昇も米インフレにらみ


本日の欧米市場では、ドル・円が伸び悩む可能性があります。先週の強い米雇用統計により景気減速への懸念は和らいでいますが、米中貿易協議の進展が不透明なため、ドルの買いが続くかは不確かです。アジア市場では、一時的に日銀総裁発言による利上げ観測の後退によりドル・円が145円台に浮上しました。今後、米中協議が進展すればドルが買われる可能性がありますが、翌日に控えた米消費者物価指数(CPI)の発表も控えており、米国のインフレ動向により、ドル買いが抑制されるかもしれません。

*17:26JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米中協議進展なら上昇も米インフレにらみ 10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。材料難のなか米中貿易協議の行方が注目され、進展の場合にはドル買い先行の見通し。ただ、今週発表のインフレ指標をにらみ、過度なドル買いは抑制されそうだ。

前週末に発表された米雇用統計は予想より強い内容で景気減速への過度な懸念は後退し、週明けは雇用情勢の堅調さを消化。ただ、注目の米中貿易協議は先行きが不透明でドル買いは一服し、ユーロ・ドルは1.1380ドル台から1.1430ドル台に持ち直し、ドル・円は144円70銭台まで上昇後は144円30銭台に失速した。本日アジア市場で日銀総裁は物価目標に距離があると発言し、利上げ観測後退によりドル・円は145円台に浮上する場面があった。

この後の海外市場は、引き続きロンドンで開催されている米中貿易協議の行方をにらむ展開。今晩は重要イベントが予定されておらず、協議の進展が示されればドル買い優勢となりそうだ。また、世界経済の好転への期待感からリスク選好ムードが広がれば株高・円安も。一方、明日発表の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速すると予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定への影響を考慮し、内容を見極め過度なドル買いは抑制されよう。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

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