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NY株式:NYダウは284ドル高、対中通商交渉の開始を好感


米国株式市場は対中通商交渉開始を背景に反発しました。NYダウは284.97ドル高、ナスダックは48.50ポイント高で終了しました。途中、アルファベットの下落や米国の対中関税政策の不明瞭さが影響しましたが、FRBの金利据え置きやAI関連の規制撤廃発表が買いを再開させました。ディズニーの好決算およびテーマパーク計画が株価を押し上げ、一方ウーバーは需要減少の兆しで下落。クラウドストライクは事業効率化の従業員削減計画で下落しました。カーバナは予想を上回る決算で時間外上昇しました。

*05:59JST NY株式:NYダウは284ドル高、対中通商交渉の開始を好感 米国株式市場は反発。ダウ平均は284.97ドル高の41113.97ドル、ナスダックは48.50ポイント高の17738.16で取引を終了した。

対中通商交渉の開始を好感した買いに寄り付き後、上昇。その後、検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)の下落に押され、ナスダックは下落に転じた。さらに、トランプ大統領が通商交渉のために対中関税率を引き下げることはないとの姿勢を示すとさらなる売り材料となった。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利の据え置きを決定、見通しの不透明性に言及も経済が引き続き堅調との見解を示し買いが再開。終盤にかけ、大統領がバイデン政権時代の人工知能(AI)半導体輸出規制を撤廃すると発表し、ナスダックもプラス圏に回復し終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。

エンターテインメントのディズニー(DIS)は1-3月期決算で増収、黒字転換となったほか、通期見通しが予想を上回り、さらに、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビにテーマパーク、リゾートを建設する計画を発表し、上昇。テクノロジー会社のハネウェル・インターナショナル(HON)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)は第1四半期の受注総額が予想を下回ったほか、国内の需要減を示唆したため、下落した。

サイバーセキュリティ製品・サービス会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)は事業効率化推進戦略の一環として全世界従業員5%削減計画を発表し、下落。アルファベット(GOOG)は携帯端末アップル(AAPL)のサービス部門責任者が同社に対する訴訟での証言で、デフォルトで採用している同社傘下のグーグル検索数が人工知能(AI)の影響で4月に初めて減少したと発言したため大幅安。アップル(AAPL)は、グーグルなどの検索エンジンに取って代わるとの見方に、ブラウザーでのAI検索を検討していることを明かにし、下落した。

オンラインの中古車販売プラットフォーム運営会社のカーバナ(CVNA)は取引終了後に決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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