starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

4月10日のNY為替概況


4月10日のニューヨーク外為市場は、米ドルが総じて下落した。米3月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となり、ドル売りが活発化した。さらに米政府が対中関税の増加を発表し、リスク回避の動きが円買いを促進した。一方、米30年債の入札結果が強く、米国資産への投資意欲は依然として高いことが示された。ユーロは、EUによる対米関税の一時停止を受けて上昇。他方、スイスフランは安全資産としての買いが優勢だった。3月の米経済指標では、消費者物価指数や失業保険申請が市場の予想を下回ったが、財政赤字は依然として大きい状態が続く。

*04:43JST 4月10日のNY為替概況 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円56銭から144円02銭まで下落し、引けた。

米3月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。さらに、米政府が対中関税率が合計で145%になることを明らかにしたため、リスク回避の円買いに拍車がかかった。ただ、米30年債入札が10年債に続き強い結果となり、外国の米資産に対する強い投資意欲が証明されたためドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1064ドルから1.1241ドルまで上昇し、引けた。欧州連合(EU)が鉄鋼・アルミニウム関税巡る対米報復措置の90日間停止を発表したためユーロ買いが強まった。

ユーロ・円は161円06銭から162円58銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2892ドルから1.2996ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8400フランから0.8232フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが加速した。

[経済指標]
・米・3月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.5%、2月:+2.8%)
・米・3月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+3.0%、2月:+3.1%)
・米・3月消費者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.1%、2月:+0.2%)
・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、2月:+0.2%)
・米・先週分新規失業保険申請件数(4/5):22.3万件(予想:22.3万件、前回:21.9万件

・米・失業保険継続受給者数(3/29):185.0万人(予想:188.6万人、前回:189.3万人←190.3万人)
・米・3月財政収支:-1605億ドル(予想―1450億ドル、前年同月-2366億ドル)

<KY>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.