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3月5日のNY為替概況


3月5日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は149円73銭まで上昇した後に148円40銭まで下落しました。この動きは、米国のADP雇用統計が予想を下回ったことで早期利下げ観測が高まり、ドル売りを促したためです。また、米国政府の対メキシコ、カナダ関税軽減の報道や、ISM非製造業景況指数とサービス業PMI改定値が予想を上回ったことから、景気減速懸念が後退し、ドル売り圧力が和らぎました。ユーロは、ドイツの防衛支出拡大が影響して金利が上昇し、ドルに対して強含みに。全体として円、ユーロ、ポンド、そしてドル・スイスの動きが活発でした。

*05:27JST 3月5日のNY為替概況 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円73銭まで上昇後、148円40銭まで下落し、引けた。

米ADP雇用統計が予想を下回ったため早期利下げ観測にドル売りが強まった。その後、米国政府が対メキシコ、カナダ関税を軽減する可能性が報じられたほか、米2月ISM非製造業景況指数や2月サービス業PMI改定値が予想を上回ったため景気減速懸念を警戒したドル売りが後退した。

ユーロ・ドルは1.0688ドルから1.0794ドルまで上昇し、引けた。ドイツの防衛支出拡大に伴う借り入れ拡大を織り込む長期金利の上昇に伴いユーロ買いが加速。

ユーロ・円は159円50銭から160円71銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2803ドルから1.2899ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8867フランへ下落後、0.8914フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月ADP雇用統計:+7.7万人(予想:+14万人、1月:+18.6万人←+18.3万人)
・米・2月ISM非製造業景況指数:53.5(予想:52.5、1月:52.8)
・米・1月製造業受注:前月比+1.7%(・予想:前月比+1.7%、・12月:-0.6%←-0.9%)
・米・1月耐久財受注確定値:前月比+3.2%(予想:+3.1%、12月:+3.1%)
・米・1月耐久財受注(輸送用機器除く) 確定値:前月比0%(予想:+0.0%、12月:+0.0%)
・米・1月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防) 確定値:前月比-0.3%(予想:-0.3%、12月:-0.3%)
・米・2月サービス業PMI改定値:51.0(予想:49.7、速報値:49.7)
・米・2月総合PMI改定値:51.6 (予想:50.4 、速報値:50.4)

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