starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

東京為替:ドル・円は軟調、前日のドル買いは後退


10日の東京市場でのドル・円為替は、米の高関税政策猶予により一時ドル買いがあったが、米株式先物の下落を受けてドル・円は午後に146円22銭まで急落した。また、ユーロ・円やユーロ・ドルの動きも報告されている。市場では中国外務省が米国との対立への姿勢を表明し、中国商務省もEUとの貿易協力に意欲を示したことが注目された。欧州委員長のフォンデアライエンは米国との関税協議の重要性を強調し、仏中銀総裁は米ドルの信認低下を指摘した。他方で、加藤財務相は米関税政策の日本市場への影響を注視する姿勢を示した。経済指標として、日本と中国の物価指数が報告されている。

*17:11JST 東京為替:ドル・円は軟調、前日のドル買いは後退 10日の東京市場でドル・円は軟調。米高関税政策の一部猶予を受けた前日のドル買いは一服し、早朝に147円81銭を付けた後は弱含む展開に。米株式先物の下落で前日急反発した米国株は反落が予想され、円売り後退でドルは午後に146円22銭まで失速。
・ユーロ・円は161円80銭から160円87銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0943ドルから1.1030ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値32,321.21円、高値34,639.39円、安値32,320.66円、終値34,609.00円(前日比2,894.97円高)
・17時時点:ドル円146円20-30銭、ユーロ・円161円20-30
【要人発言】
・中国外務省
「米国と争いたくはないが、向かってくるならば恐れない」
「米国の主張は支持を得られず、失敗に終わるだろう」
「中国国民の正当な権利と利益が奪われるのを黙って見過ごさない」
・中国商務省
「中EU間の貿易・投資・産業協力深化への意欲を表明」
「米国が一方的な相互関税を強行する場合、中国は断固として対抗」
・フォンデアライエン欧州委員長
「EUは米国との建設的な協議に引き続き尽力」
「トランプ米大統領の決定は世界経済の安定に向けた重要な一歩」
「米国とのゼロ対ゼロ関税協定を一貫して主張してきた」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「最近のトランプ米大統領の政策を受けてドルの信認が低下している」
「トランプ政権の保護主義と予測不可能性は米国経済に悪い要素」
・加藤財務相
「米関税政策、日本の金融市場にも影響するため引き続き注視」
「経済対策、米関税政策の影響に万全期す方針で対応」
「米関税の一時停止、前向きに受け止めている」
【経済指標】
・日・3月国内企業物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.9%、2月+4.0%→+4.1%)
・中国 3月消費者物価指数:前年比-0.1%(予想:+0.1%、2月:-0.7%)
・中国 3月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.3%、2月-2.2%)


<TY>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.