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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FOMC議事要旨受けドル買戻しも


9日の欧米外為市場では、ドル・円の底堅い値動きが予想されます。米国の高関税政策に関連する交渉状況や、中国との通商摩擦懸念がドルに影響を与える可能性があります。特に、米金融政策のハト派姿勢が後退した場合、ドルの買い戻しが進む可能性があります。前日のNY市場では、一時的な株価の持ち直しでドル買いが見られましたが、通商摩擦の懸念が再燃し、ドル売りに転じ、ドル・円は大幅に下落しました。本日発表される米FOMC議事要旨には、先行きの経済に対する慎重な姿勢が見られることが期待され、追加利下げには慎重な内容が予想されます。また、米消費者物価指数(CPI)の鈍化見通しがドル売りを抑える可能性もあります。米株価が安定すれば円買いのリスク回避行動も抑制されるでしょう。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FOMC議事要旨受けドル買戻しも 9日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米高関税政策で対象国との交渉をにらみ、欧米株安なら円買いに振れやすい。ただ、米金融政策決定をにらみハト派姿勢後退ならドルに買戻しが入りやすい展開となりそうだ。

前日のNY株式市場は自律反発狙いで序盤は強含み、ドル買いが先行。しかし、米トランプ政権の中国への高関税措置で両国の通商摩擦に懸念が広がると株価は再び大きく押し下げられ、ドル売りに転じた。ユーロ・ドルは1.0890ドル台から1.0970ドル台に浮上、ドル・円は147円60銭台から145円90銭台と2円近く下落。本日アジア市場で日経平均株価の大幅安で円買いに振れやすく、ドル・円は節目の145円を割り込んだ。

この後の海外市場は米高関税政策の行方が注視される。米国経済の先行きに不透明感が広がるなか、今晩公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月18-19日開催分)は先行きの経済に配慮しつつ、追加利下げには慎重な内容が予想される。一方、明日の消費者物価指数(CPI)は鈍化が見込まれ、スタグフレーション懸念一服の手がかりとなる可能性からドル売りは後退。また、米株安が抑制されればリスク回避の円買いは抑制されるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)会合議事要旨公表(3月開催分)



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