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米国株見通し:下げ渋りか、明日のインフレ指標を見極め


本日の米国株は、S&P500先物とナスダック100先物がそれぞれ下落し、NYダウ先物も625ドル下落しているため、売りからスタートしそうです。8日の主要3指数の大幅安により、売り圧力は続いています。トランプ政権の中国への高関税措置が通商摩擦懸念を広げ、ハイテク株や消費関連に売りが集中しています。FOMCの議事要旨は追加利下げに慎重で、政策期待の後退が売りを助長するかを見極める必要があります。しかし、明日のCPIの鈍化が予想され、 経済指標の結果が注目されます。

*13:33JST 米国株見通し:下げ渋りか、明日のインフレ指標を見極め (13時30分現在)

S&P500先物      4,928.50(-91.75)
ナスダック100先物  16,935.00(-308.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は625ドル安。アジアの主要指数は大きく下げ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


8日の主要3指数は大幅安。序盤の堅調地合いから失速しナスダックは反落、S&Pは5日続落、ダウも320ドル安の37645ドルと5日連続のマイナスを記録した。自律反発狙いの買いが先行し、寄付きから幅広い銘柄に買戻しが先行。しかし、トランプ政権の中国への高関税措置に関し両国の通商摩擦に懸念が広がり、徐々に売りに押される展開に。国内経済の減速をにらみディフェンシブは買われた半面、消費や景気敏感、ハイテクへの売りが相場を圧迫した。


本日は弱含みか。高関税政策による国内景気への影響が不安視されるなか、連邦準備制度理事会(FRB)の政策期待が高まりやすい。ただ、今晩公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月18-19日開催分)は先行きの経済に配慮しつつも、追加利下げには慎重なトーンが予想され、政策期待の後退による売りが強まるだろう。ただ、明日の消費者物価指数(CPI)は鈍化が見込まれ、スタグフレーション懸念一服の可能性から売り一巡後は経済指標を見極める展開となりそうだ。



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