starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒


米株式先物市場では、S&P500先物やナスダック100先物が軟調な動きを見せ、NYダウ先物も152ドル下落しています。9日の米市場は急反発し、中国以外への相互関税引き上げを90日間猶予するトランプ政権の方針で、ハイテク株が10%超上昇しました。しかし、本日は伸び悩む見通しです。連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によれば、高関税政策の影響でインフレが加速し、雇用が悪化するリスクが指摘されており、経済への影響に注意が必要です。特に米中通商摩擦の激化が懸念されており、指数の上値を抑える可能性があります。

*14:42JST 米国株見通し:伸び悩みか、買い継続も米中摩擦激化に警戒 (14時30分現在)

S&P500先物      5,452.50(-38.50)
ナスダック100先物  19,058.00(-230.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は152ドル安。原油相場は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


9日の主要3指数は急反発。前日終値を挟んだもみ合いから一転して買いが殺到しナスダックは反発、S&Pは6日ぶりにプラス、過去4日間で4500ドル超下げたダウは2962ドル高の40608ドルで取引を終えた。トランプ政権はこの日、中国以外で対米報復を決定していない貿易相手国を対象に、相互関税の引き上げ分を90日間猶予する方針を打ち出した。それを受けハイテクをはじめ主力株は10%超上昇し、相場を大きく押し上げた。


本日は伸び悩みか。トランプ政権の関税引き上げの一部猶予を受け、買い安心感から上昇基調を維持。一方、9日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者は高関税政策を背景としたインフレ加速と雇用悪化のリスクを認め、経済への悪影響にも警戒感が示された。今後スタグフレーションが本格化した場合、連邦準備制度理事会(FRB)は追加利下げに踏み切るとの見方も買いを支える。ただ、米中通商摩擦の激化は懸念材料として指数の上値を抑えそうだ。


<TY>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.