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米国株見通し:伸び悩みか、目先の経済指標に注目


現在、米株式先物市場では軟調な動きが見られ、S&P500先物とナスダック100先物が共に下落傾向を示しています。前日の米主要指数は続伸し、特にダウは597ドル高を記録しましたが、本日は伸び悩む可能性があります。4月2日の関税引き上げが想像より限定的との見解や、発表が控えている好調な住宅関連指標に対する期待感が買いを誘引するかもしれません。しかし、トランプ政権の流動的な政策運営に対する不安が安心感を抑え、今週末に発表予定のコアPCE価格指数の高止まり予想がスタグフレーション懸念を呼び、売り圧力を増す可能性があります。

*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、目先の経済指標に注目 (13時30分現在)

S&P500先物      5,806.50(-9.00)
ナスダック100先物  20,331.25(-43.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は64ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


24日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いを強める展開で、ダウは597ドル高の42583ドルと7日以来の42000ドル台で取引を終えた。この日発表されたPMIは製造業が節目の50を割り込んだ一方、予想を大きく上回って改善したサービス業が好感された。それを受け、足元の景気減速懸念で売り込まれた消費やハイテクをはじめ幅広く買いが先行。高関税政策への過度な警戒も和らぎ、金利高抑制を手がかりに買いが続き相場を押し上げた。


本日は伸び悩みか。4月2日に発動される関税引き上げは当初の想定よりも限定的との思惑が広がり、前日に引き続き買いが入りやすい。また、今晩発表の住宅関連指標は前回を上回ると予想され、景気減速懸念はさらに後退しそうだ。ただ、トランプ政権の政策運営は流動的で、安心感を背景とした買いは抑制されるだろう。また、今週末に発表されるコアPCE価格指数は現時点で高止まりが予想されており、スタグフレーションへの根強い警戒による売りも続くとみる。


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