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米国株見通し:弱含みか、高関税判決を見極め週末の売り


米株式市場は本日も売り先行が予想されています。S&P500先物とナスダック100先物は軟調で、NYダウ先物も下落中です。前日、米経済指標はマイナス成長を示し、新規失業保険申請件数の増加が懸念されています。さらに、トランプ政権の高関税差し止め判決に対する控訴が不透明感を増している状況です。エヌビディアが業績拡大を発表したものの、本日はコアPCE価格指数の鈍化予想に基づくFRBのハト派政策期待から、予測として買い勢が突出しています。ただし、ベストバイとコストコの決算で示された売上減少により、小売りセクターは引き続き弱含みです。高関税判決の行方に対して警戒感が強まり、週末に向けた調整売りが進む可能性があります。

*11:43JST 米国株見通し:弱含みか、高関税判決を見極め週末の売り (11時30分現在)

S&P500先物      5,910.25(-12.50)
ナスダック100先物  21,346.00(-62.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は44ドル安。米長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


29日の主要3指数は反発。序盤の上昇分を削る場面もあったが、終盤に持ち直し、ダウは117ドル高の42215ドルで取引を終えた。前日発表された経済指標でマイナス成長が改めて意識されたほか、新規失業保険申請件数と住宅関連指標の悪化が嫌気され、売り先行。トランプ政権の「復活の日」高関税差し止め判決は、それに対する控訴で不透明感が増した。ただ、前日引け後に業績拡大を発表したエヌビディアが買われ、相場を支えた。


本日は弱含みか。今晩発表のコアPCE価格指数は鈍化が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策の余地を期待した買いが先行する見通し。金利安に振れれば、今週売られたハイテクへの買戻しが見込まれる。ただ、29日のベストバイとコストコの決算発表で売上減が示され、小売りセクターは買いづらい。一方、高関税政策の判決については不透明で、前日の買いは後退しそうだ。かえって警戒を高め、週末に向けた調整の売りを招くとみる。


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