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日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)が3日、前日比2.04ポイント(7.74%)低下の25.28となりました。これは、先週末に米国株式市場の主要指数が上昇した流れを受け、東京市場で買いが先行し、日経225先物が上昇したためです。市場では、米国とウクライナの首脳会談の決裂による地政学リスクが意識されていますが、株価の堅調な動きによりボラティリティーの高まりへの警戒感が後退しました。日経VIは株価変動を反映しやすく、通常は日経平均株価と逆相関しますが、今回はその水準が先週末を下回りました。

*16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比2.04(低下率7.74%)の25.28と低下した。なお、高値は25.57、安値は24.23。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、米国とウクライナの首脳会談が決裂したことから地政学リスクが改めて意識されているが、今日は取引開始後も株価が堅調な動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは先週末の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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