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日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、前日比4.23ポイント(18.45%上昇)の27.16を記録し、大幅に上昇しました。この動きは、米国株式市場の主要指数の下落に連動し、トランプ米政権の関税政策などに対する警戒感が市場で強まったことに起因しています。東京市場では、日経225先物が急落し、取引開始後から売りが先行したため、ボラティリティーの増加が注目されています。日経VIは日経平均株価の将来1か月間の変動を表し、通常は株価と逆相関する傾向がありますが、急上昇後には一定のレンジに回帰する特徴を持っています。

*14:06JST 日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+4.23(上昇率18.45%)の27.16と大幅に上奏している。なお、今日ここまでの高値は29.83、安値は25.38。

昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場ではトランプ米政権の関税政策などへの警戒感が引き続き強く、こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が下げ幅を広げ大幅安となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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