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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、円売り先行も米利下げ観測が重石


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、円売り先行も米利下げ観測が重石 19日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩みか。日銀による大規模緩和政策の修正期待は後退し、円売り優勢となりそうだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的見解も利下げ観測が広がり、ドル買いは縮小しよう。

前週の連邦公開市場委員会(FOMC)を受け来年複数回の利下げが観測されているが、18日は米10年債利回りの上昇でドル買い地合いとなった。ユーロ・ドルは1.0910ドル付近に下押しされ、ドル・円は143円10銭台に水準を切り上げた。一方、日銀は18-19日の金融政策決定会合で現行の緩和的な金融政策維持を決定。本日アジア市場では政策修正を見込んだ円買いが巻き戻され、主要通貨は対円で上昇した。

この後の海外市場は日米の金融政策が材料視される。日銀による当面の緩和政策が予想され、円売りがドルをはじめ主要通貨を押し上げる展開となりそうだ。一方、米FRBの複数の当局者はタカ派的な見解を示しており、ドル売り抑制の手がかとなる。とはいえ、今週発表のコアPCE価格指数は低下の見通しで、ドルは底堅いものの積極的には買いづらい。ドル・円は上昇基調を強めても、買い一巡後は上げ渋る可能性があろう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・11月消費者物価指数改定値(前年比予想:+2.4%、速報値:+2.4%)
・22:30 米・11月住宅着工件数(予想:136.0万戸、10月:137.2万戸)
・22:30 米・11月住宅建設許可件数(予想:146.0万戸、10月:149.8万戸)
・22:30 カナダ・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.8%、10月:+3.1%)
・02:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(米国経済)
・06:00 米・10月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(9月:-17億ドル)

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