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NY外為:ドル高値から反落、ウォラーFRB理事は7月FOMCでの0.75%利上げが基本シナリオ、指標次第で1%も


米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、6月消費者物価指数(CPI)統計結果にかなり失望したとしながらも、現状で7月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%利上げが基本シナリオとした。ただ、小売りや住宅指標が良好であれば1%の利上げの可能性も示唆。

NY外為市場ではウォラーFRB理事の発言を受けてドル買いが一段落した。
ドル指数は109.29まで上昇し20年ぶり高値を更新後、108.73へ反落。ドル・円は139円38銭と24年ぶりドル高・円安水準から138円95銭へ反落した。ユーロ・ドルも0.9952ドルから1.0032ドルまで反発。ポンド・ドルは1.1760ドルの安値から1.1805ドルまで反発した。

同理事の発言で米国債相場は下げ止まり。10年債利回りは3.02%から2.966%へ低下した。

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