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7日の米国市場ダイジェスト:NYダウ1ドル高、地政学的リスクが重し


■NY株式:NYダウ1ドル高、地政学的リスクが重し

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.39ドル高の35091.13ドル、ナスダックは82.34ポイント安の14015.67で取引を終了した。金利の上昇やウクライナ情勢を警戒し、寄り付き後、下落。同時に、中国のPMIサービス業が予想を上回るなど、連休明けの同国市場が堅調で、世界経済への回復期待も根強くダウは上昇に転じたが、ハイテクの売りが上値を抑制した。セクター別ではエネルギーや消費者サービスが上昇した一方で、メディア、娯楽が下落。

在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)やスポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)が同社買収案提示を検討しているとの報道を受けて上昇した。また、格安航空会社のスピリット(SAVE)とフロンティア(ULCC)は合併を発表し、それぞれ上昇。肉食品メーカーのタイソンフーズ(TSN)は好決算が好感され、上昇した。

不動産会社のサイモンプロパティ(SPG)は取引終了後に決算を発表。弱い見通しが嫌気され、時間外取引で下落している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ラガルドECB総裁が利上げ観測を鎮静化、ユーロ買い一服

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円92銭から115円18銭まで上昇し、115円10銭で引けた。今週に消費者物価指数の発表を控え、米金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1458ドルから1.1417ドルまで下落し、1.1439ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が時期尚早な政策修正判断をしない方針で、「いかなる政策修正も緩やかなペースで」行う方針を示したためユーロ買いが後退。ユーロ・円は131円76銭へ強含んだのち131円42銭まで下落。ポンド・ドルは1.3502ドルから1.3538ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9222フランへ下落後、0.9250フランまで上昇した。


■NY原油:反落で91.32ドル、92ドル台で利食い売りが強まる

NY原油先物3月限は、反落(NYMEX原油3月限終値:91.32 ↓0.99)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.99ドルの91.32ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは90.73ドル-92.73ドル。利益確定を狙った売りが観測されており、NY原油先物上値は重くなった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  48.51ドル   +0.23ドル(+0.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 105.18ドル  +1.07ドル(+1.03%)
ゴールドマン・サックス(GS)368.15ドル  +0.55ドル(+0.15%)
インテル(INTC)        48.18ドル   +0.17ドル(+0.35%)
アップル(AAPL)        171.66ドル  -0.73ドル(-0.42%)
アルファベット(GOOG)    2778.76ドル -81.56ドル(-2.85%)
フェイスブック(FB)     224.91ドル  -12.18ドル(-5.14%)
キャタピラー(CAT)      199.82ドル  +1.41ドル(+0.71%)
アルコア(AA)         63.75ドル   -0.47ドル(-0.73%)
ウォルマート(WMT)      137.96ドル  -1.37ドル(-0.98%) <ST>
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