マザーズ先物見通し：続伸、25日線の攻防戦へ

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。11日の米国市場は、全米での新型コロナ感染者数が今月に入り急増を続けており、ニューヨーク州も外出禁止令を発令するなどワクチンや治療薬開発期待が相殺され、引けにかけて下落となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、米ナスダックが反発したことや、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。また、国内では時価総額上位のAIinside<4488>が上方修正を発表しており、好業績を好感してデジタル化関連銘柄が相場をけん引することが期待される。また、時価総額上位のマネーフォワード<3994>が確定申告をスマホで完結するサービスを開始と日本経済新聞が報じており、一定の下支え要因となりそうだ。なお、直近では、日足のチャートの25日線で跳ね返される動きが続いていることから、本日も25日線の攻防戦が続くことになりそうだ。本日の上値のメドは1244.0pt、下値のメドは1146.0ptとする。

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