5月10日のＮＹ為替概況

　10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円47銭まで下落後、110円04銭まで上昇し109円90銭前後で引けた。

米国が2000億ドル規模の関税引き上げを発表したため世界経済悪化懸念にリスク回避の円買いに拍車がかかった。その後、米中協議が終了し、両国の閣僚やトランプ大統領が協議が「建設的だった」とし、合意がなかったものの決裂を回避、交渉が継続することが明らかになったため安心感からリスク選好の動きが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1227ドルから1.1254ドルまで上昇し1.1235ドルで引けた。

ユーロ・円は、123円10銭から123円59銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.3048ドルまで上昇後、1.3005ドルまで下落した。

ドル・スイスは、1.0136フランから1.0101フランまで下落した。
[経済指標]・米・4月消費者物価指数：前年比+2.0％（予想：+2.1％、3月：+1.9％）・米・4月消費者物価コア指数：前年比+2.1％（予想：+2.1％、3月：+2.0％）・米・4月消費者物価指数：前月比+0.3％（予想：+0.4％、3月：+0.4％）・米・4月消費者物価コア指数：前月比+0.1％（予想：+0.2％、3月：+0.1％）・米・4月財政収支：＋1603億ドル（予想：+1605億ドル、18年4月：+2142.55億ド

＜KY＞