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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇を意識してリスク回避のドル売り抑制の可能性


4日のドル・円相場は、東京市場では110円90銭から111円46銭まで上昇。欧米市場でドルは111円53銭から111円15銭まで下げたが、111円51銭まで反発し、111円48銭で取引を終えた。

本日5日のドル・円は、主に111円台半ばで推移か。米長期金利の上昇を意識してリスク回避的なドル売り・円買いは引き続き抑制されるとみられる。

4日のニューヨーク市場では、8月の米ISM製造業景況指数が市場予想を上回る61.3に上昇し、2004年5月以来の高水準となったことから、ドルは主要通貨に対して全面高となった。8月のISM新規受注は7月の60.2から65.1に上昇、8月のISM支払い価格は72.1で7月実績の73.2をやや下回ったものの、市場予想の69.5を上回った。

新規受注と支払い価格の指数は高い水準を維持しており、需要増加、生産拡大への思惑でインフレ加速の可能性が浮上している。4日の米国債券市場では10年債などの利回り水準はやや上昇し、2年債と10年債の利回り格差はやや拡大した。債券市場では9月と12月の追加利上げを想定しているものの、インフレ加速の可能性については懐疑的な見方が多い。5日に再開される米加貿易協議で進展がなかった場合、イールドカーブはやや平坦化する可能性はあるが、市場では北米自由貿易協定(NAFTA)の実質的な終了も想定されており、米長期金利と米ドルは下げ渋る可能性がある。





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