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ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス


18日の日本株市場は、米国がプレジデントデーで休場中の影響で取引が控えめになる見込みです。シカゴ日経225先物は大阪比で25円安、日経平均株価も小動きで始まりそうです。国内要因としては、円高の影響や日銀の利上げ観測、ETF放出懸念があり、積極的な買いは難しい状況です。しかし、トランプ氏によるロシアとウクライナの停戦意向が報じられたことで、売り込みにくい雰囲気があり押し目買いが起こりやすいと考えられます。日本国内の決算発表が一巡したため、好決算の銘柄には買いが集まる可能性がある一方、こう着感の強い展開も予想されます。

*08:34JST ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス  18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場だった。欧州ではドイツDAXが反発で最高値を更新し、英FTSE100指数は3日ぶりの反発。シカゴ日経225先物は大阪比25円安の39175円。円相場は1ドル=151円50銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。米国はプレジデントデーの祝日だったことで海外勢のフローは限られるだろう。日経225先物はナイトセッションで39140円~39200円での狭いレンジでの推移だった。25日、75日線を上回っての推移ではあったが、方向感の掴みづらい状況だったため、短期的なトレードも手掛けにくくさせそうだ。

 また、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は、銀行業界の会合において利下げ再開にはインフレ率低下の確信が強まることが必要との認識を示した。また、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、金利据え置きを支持した。為替市場ではドル円が1ドル=151円台半ばと円高に振れて推移しており、円高が重荷になりそうである。

 国内では日銀の早期利上げ観測が警戒されているほか、大規模な保有ETF(上場投資信託)の放出への思惑が高まる可能性もあるなか、積極的な上値追いの展開は期待しづらい。一方で、トランプ米大統領はロシアとウクライナの停戦を、復活祭にあたる4月20日までに実現したいという意向を示したと報じられている。停戦に向けた動きによって売り込みにくい状況でもあり、押し目待ち狙いの買いに向かわせやすいだろう。

 昨日の日経平均株価は売り先行で始まったが、25日、75日線辺りが支持線として意識される形から上昇に転じた。本日も両線が支持線として機能することが期待されそうである。物色としては決算発表が一巡したことから、手掛かり材料に欠けそうだ。昨日は好決算銘柄への物色が目立っていたが、ストップ高まで買われた銘柄に買い一巡が意識されてくるようだと、よりこう着感の強い相場展開になりそうだ。

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