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村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか


 1日の日本株市場は、戻り高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。1月31日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針や、米中貿易交渉への楽観的な見方が広がったが、前日の大幅上昇の反動もあり、NYダウは小幅に下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20825円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になりそうだ。その後はこう着感が強まる中で、決算を手掛かりとした個別物色になりそうだ。

 ファナック<6954>については、下方修正が嫌気されるかにみられたが、米国預託証券(ADR)では底堅い値動きをみせており、指数の下支えとして意識されよう。その他、決算評価では村田製<6981>、コマツ<6301>辺りが主力処では注目されることになる。一方で、任天堂<7974>については、決算内容自体は良好だったが、「ニンテンドースイッチ」の年間の目標販売台数を2000万台から1700万台に引き下げた影響が警戒されそうだ。

 その他、米中貿易摩擦の解決を目指す中国は、習国家主席とトランプ米大統領の会談に望みを託していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたと米紙WSJが報じている。
中国高官レベルの交渉団は米国に対し、トランプ氏と習氏の会談を設定することを提案していると伝えている。トランプ大統領は、「友人である習国家主席と近い将来に会談するまで、最終的な合意とはならない」とツイッターで述べており、一先ず小康状態といったところであろう。

 また、サンバイオ<4592>の急落から個人の投資意欲が冷え込んでいることを警戒しつつも、昨日のマザーズ指数は反発をみせている。自律反発の域ではあろうが、前日の大幅な下げに対するリバウンドをみせたことは安心感につながろう。中小型株についても好決算企業に対しては素直に評価した資金が流入しており、需給懸念がくすぶる中ではあるが、物色意欲は根強いといったところであろう。決算が本格化する中、引き続き決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりそうだ。


<AK>

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