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日経平均は小幅反発、こう着感の強い展開が続く


日経平均は3日ぶり反発。22日の米国市場ではNYダウが12ドル安となる一方、ナスダック総合指数は小幅に上昇するなど高安まちまちだった。一方、原油価格の反発や米経済指標の予想上振れを受けて為替相場はやや円安方向に振れ、本日の日経平均は42円高からスタートした。寄付き直後に20100円を下回る場面もみられたが、5日線を挟んでの底堅さが意識されていた。後場は日銀のETF買い入れへの思惑からプラス圏での推移とはなったが、後場の日中値幅は30円程度にとどまっていた。

大引けの日経平均は前日比22.16円高の20132.67円となった。東証1部の売買高は15億3220万株、売買代金は2兆114億円だった。業種別ではその他製品、その他金融、ガラス土石、非鉄金属、機械、石油石炭がしっかり。半面、海運、水産農林、食料品、鉄鋼が冴えない。

個別では、任天堂<7974>が売買代金トップ。三菱UFJ<8306>、オンキヨー<6628>、村田製<6981>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、東芝<6502>、Vテク<7717>が冴えない。Vテクは一部証券会社の目標株価引き上げが観測されており、朝方は急伸する場面もみられたが、25日線が心理的な抵抗となり、その後は強弱感が対立していた。


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