
戦争に友だちや暮らしを奪われた少女、ハナ。
「ひとをころすのはわるいことなのに、なぜぐんたいはひとをころしてもいいの」と聞いても、大人は誰も答えてくれません。
みずから戦場でたたかうことを選ぶ少女の姿を「星をおとす」ことになぞらえた物語です。
「多くのおとなたちが、ときに無自覚に、戦争に加担していないか」との思いが込められた本書。
戦争で傷を負った子どもたちを、次の戦争の担い手にさせてはなりません。
世界中で惨禍が続く今、そして戦後80年の今年、戦争を繰り返さない為に、私たち大人に何が出来るのか、深く問いかける一冊。
小中学生の夏休みの読書にもおすすめです。
詳しくはこちら
https://miraipub.jp/books/33151/
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いつか平和の星が輝きますように
丘の上のアパートに住むハナとカイは
毎晩、屋上で星をながめるのが大好きでした。
ふたりで夜空に飛び出せば
星の川を渡り、巨大なさそりに星の弓矢で立ち向かう大冒険です。
ところが……
ある月のない夜、とつぜん戦争がはじまり
大好きな町のなにもかもが壊されていきます。
必死に逃げていた、そのとき
なにかがカイの身体をつらぬきました。
ハナがいくら呼びかけても、カイは動きません。
「どうして?」
ハナは空へと駆け上がり、
つぎつぎと星をおとしてしまいます。
戦車の上に、戦闘機の上に、そして、音楽家や赤ん坊の上に…
どうして軍隊は人をころしていいのか。どうして戦争がなくならないのか。
子どもたちのまっすぐな問いかけに、おとなたちは答えられるのでしょうか。
この本を読む子どもたちがおとなになったとき、悲しい星を落とさなくてもすむように。
───あとがきより
*第13回絵本出版賞受賞作*
【著者プロフィール】
サカキヤヨイ
岩手県花巻市出身、横浜市在住。
2021年から、水彩画とスクラッチアートの混合技法で、絵本づくりを始める。
創作活動のかたわら、横浜と花巻を拠点に、こどももおとなも楽しめるワークショップを開催している。
第9回三鷹市星と森と絵本の家回廊ギャラリー展示絵本作品公募で『ゆらゆら』が佳作入賞。
第8回絵本出版賞優秀賞受賞作『100億キロメートルの旅』(みらいパブリッシング)に続き、本作で第13回絵本出版賞煌めきフューチャー賞を受賞。二作目の絵本作品となる。
【書籍概要】
書名:星をおとした少女
著者:サカキヤヨイ
発売日:2025年7月9日
価格:1540円(税込)
体裁:B5判変型 32ページ 上製 オールカラー
ISBN:978-4-434-36051-0
対象年齢:5歳くらい~大人
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【会社概要】
会社名:株式会社みらいパブリッシング
所在地:東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階
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