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「ターミナルケア指導者養成講座」2016年3月19日~20日の2日間連続、東京・田町にて開催~多職種連携で質の高い看取りを実践するために~



■ 「ターミナルケア指導者養成講座」開催概要

日 時:2016年 3月19日(土)・20日(日)各日10:30-17:00 ※短期集中・2日間連続の講座です。

会 場:東京都内(JR「田町」駅徒歩1分、読売理工医療福祉専門学校)

受講料:2日間8万円(税込)

対 象:医療・介護・福祉などの専門職で、ターミナルケアの指導者を目指す方

講 師:佐々木由惠(日本社会事業大学教授)他、人気講師を招聘

申込方法:公式サイト(http://learning.ackk.org/0301/)にて受付中です。

その他:2日間の修了者には指導者資格の認定と修了証の発行があります。
 修了者は認定指導者として継続的にフォローします。修了者の特典は下記の通りです。
 (1)各職場でのターミナルケア研修支援(教材使用可、相談無料)
 (2)関連する各種の講座(指導スキルを高めるためのフォローアップ研修やエンゼルケア講習会等)への割引価格での参加
 (3)ターミナルケアに関する講師および講師補助等のお仕事紹介


■ ターミナルケア指導者養成講座のねらい
 
「自分らしく最期を迎えたい」「在宅で大切な人を看取りたい」など、多様化するニーズに寄り添う専門職の存在が重要性を増しています。しかし、「療養者とみまもる者が共に創りだす」という視点でターミナルケアを体系的に学ぶ講座は今までほとんどなく、指導者の数も不足しています。
一般社団法人知識環境研究会は、終末期を迎えた療養者の生き方を支援する様々な手法を「共創的ターミナルケア」(Co-creative Terminal Care:CTC)として体系化しました。
今回開講する「ターミナルケア指導者養成講座」は、CTCシリーズの一環として、指導者レベルを目標に、医療的ケアを中心としたターミナルケアの知識とスキルを総合的に身につける講座です。


■ 本講座で扱うトピック

●概論(看取りの専門職としての役割 他)
●アセスメント(心理・精神・認知機能のアセスメント/呼吸機能障害/呼吸器フィジカルアセスメント/循環器フィジカルアセスメント/腹部フィジカルアセスメント 他)
●食へのケア(終末期における摂食・嚥下障害/摂食・嚥下障害へのアプローチ/栄養剤アイスクリームの試食 他)
●排泄・皮膚トラブルへのケア(終末期における排泄ケア/終末期における皮膚トラブルのケア/褥瘡予防/身体状態とベッドマットレスの設定 他)
●口腔・呼吸機能へのケア(口腔内のアセスメント/開口が難しい方への口腔ケア/呼吸理学療法 他)
●薬物療法・痛みのケア(終末期における疼痛管理(薬物療法/非薬物療法)/痛みがある方へのケア/「さすり」「足裏マッサージ」による疼痛緩和の作用機序/簡易ホットパックの作成/ごみを出さない洗髪方法の演習 他)
●終末期リハビリテーション(終末期におけるリハビリテーション/離床へのアプローチ/‘真’移乗介助法 他)
●ケア環境マネジメント(環境整備のアセスメント/環境整備・住宅改修/福祉用具 他)
●コミュニケーション(悲嘆のプロセス/療養者や家族とのコミュニケーション方法(生前・死後)/自殺発生時の支援者へのメンタルヘルスケア 他)
●急変時の対応(急変時対応/急変時のシミュレーション・ワーク 他)
●グリーフケア(「あなたの想い手″」手形制作 他)
●指導スキル(CTCカリキュラムの指導ポイント 他)
※終末期の身体面をサポートする医療的ケア手法に加えて「こころのケア」に役立つワークやコミュニケーション法を学び、ターミナルケアの総合的なエキスパートを目指すカリキュラム構成です。


■本講座の特徴

●双方向の講座で、知識(理論)・スキル(実技)・指導方法を集中的に学びます。
●実例に基づいた画像や動画を豊富に入れたオリジナルの教材を使用します。
●修了した方には、指導者資格の認定(修了証の発行)を行い、継続的にフォローします。

※医療的ケアの内容を含みますが、介護職の方の受講も歓迎します。多職種連携で行うケアのポイント、職種による実施可能なケアの範囲についても解説します。

■ 参加者の声

これまでに実施した第1期・第2期のターミナルケア指導者養成講座では、北海道から九州まで全国から参加者が集い、計40人の修了生が誕生しました。参加者の内訳は、医療職と介護職がおよそ半々でした。
受講後のアンケートの一部を以下に紹介します。

◎「統一したケアの必要性を改めて認識できた。在宅ならではの物品の使用方法に少しおどろいた。ヘルパーへどのように伝えるか考えさせられた」
◎「日々の業務に追われて忙しい思いをしているが、その人の望むケアが出来るかを今後の課題にしたい」
◎「医療系の知識や在宅での工夫を多く教えていただけてよかったです。なかなか介護職でここまで医療系の勉強ができる研修がなかったので楽しかったです」
◎「とても楽しい研修になりました。自分の看取りに対しての考え方は間違っていなかったかなと感じることができました」
◎「それは業務なのかケアなのか(これは常に考えていきたいと思います)、HPなので様々なしがらみがありますが、その患者さんがその人らしく最期をむかえられるような看護ケアができるようスタッフ全員で考えていきたいと改めて思える講義の内容でした」
◎「介護職には難しいなと思う部分があったが、大変参考になり、施設ケアにおいても考えさせられる点が多く、久々にすばらしいと感じた研修でした。ありがとうございました」


■ プログラム監修者

●佐々木由惠(ささき よしえ)
日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科教授。看護師・助産師・社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員。
臨床看護師、助産師を経て、看護師や社会福祉リーダーの養成、ケアに関する数々の研究に従事。介護保険施行後は、訪問介護サービス、グループホーム、デイサービス等の事業所を創業し、経営者としても理論を実践しています。
●神山資将(かみやま もとゆき)
一般社団法人知識環境研究会代表理事。多職種連携支援の研究や、研究成果を基にした教育プログラムの開発を行っています。

上記のメンバーに加え、病院や介護事業所、訪問看護等の現場で科学的かつ創意工夫にあふれるターミナルケアを実践してきた講師を迎えます。


■ 運営組織・お問合せ先

一般社団法人知識環境研究会
〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-11-22
TEL. 03(3252)2472 
FAX. 03(6779)4703
Email. info@ackk.or.jp 
研修公式サイト. http://learning.ackk.org/0301/
(お申込みは公式サイトにて受付中です)









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