東京 & 芦屋--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --PHC株式会社 診断薬事業部(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHC IVD」)と、JCRファーマ株式会社(本社:兵庫県芦屋市、代表取締役会長兼社長:芦田 信、以下「JCRファーマ」)は、この度、2006年に販売をスタートした電動式成長ホルモン製剤注入器「グロウジェクター®」シリーズにおける治療の新たな選択肢として、「グロウジェクター®Duo(*1)」を共同開発し、9月1日よりJCRファーマが販売を開始します。
PHC IVDが製造する「グロウジェクター®Duo」は、JCRファーマが製造販売する遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®皮下注6mg及び同12mg(*2)」専用の電動式医薬品注入器です。本製品は従来の製品による治療状況や市場ニーズを踏まえ、より簡便な操作を好まれるユーザー向けに開発しました。「グロウジェクター®Duo」は、シンプルな外観・操作性でありながら、自動注入による注射の負担軽減や注射履歴の自動記録を実現しています。
この度の「グロウジェクター®Duo」の販売により、グロウジェクター®シリーズの製品ラインアップは更に拡充したものになりました。サポート機能が充実している「グロウジェクター®L(*3)」は低年齢児の注射に、ペン型の注入器のような簡便な使用感を追求した「グロウジェクター®Duo」は高年齢児の注射に適するほか、シンプルな機能・操作を求める保護者による注射にも対応しています。グロウジェクター®シリーズは患者さんのさまざまな治療機会における選択肢を広げ、長期にわたる治療をサポートします。
PHC IVDとJCRファーマは、成長ホルモン治療に関わる皆さまのニーズにお応えするヘルスケアソリューションを提供することで、患者さんのQOL向上に役立つと共に、より質の高い医療の実現を目指してまいります。
─「グロウジェクター®Duo」の主な特長 ─
電動式でありながら、本体の冷蔵保管が可能
直観的な操作で設定・注射が可能なディスプレイ表示
利用シーンに合わせたディスプレイ操作案内のモード選択が可能
スキンセンサー機能を採用し、確実な注射をサポート
Bluetooth®通信機能により、服薬管理アプリ「めろん日記®」を用いた治療記録管理が可能(2023年10月上旬以降)
注入スピードを3段階から選択が可能
PHC株式会社にて取締役、診断薬事業部長を務める徳永 博之は、次のように述べています。
「当社は、2006年に『グロウジェクター®』シリーズを発売して以来、患者さんや医療従事者のニーズに応じて開発を推進し、その精緻な技術力と優れた品質によって、皆様から高い評価を頂いております。この度、販売を開始した『グロウジェクター®Duo』は、成長ホルモン製剤を挿入した状態で冷蔵保管が可能となり、薬剤の脱着回数を低減します。また、注入スピードを3段階から選択できるなど、患者さんに合わせた治療方法を提案し、更に患者さんの負担軽減につながるものと期待しています。」
また、JCRファーマ株式会社にて専務取締役、営業本部長を務める芦田 透は、次のように述べています。
「当社は、『グロウジェクター®』シリーズを通じてヒト成長ホルモン製剤『グロウジェクト®』で治療されている患者さんのニーズにお応えできるよう、製品の情報提供活動や研究・開発を進めてまいりました。今回、新たに発売となる『グロウジェクター®Duo』は、あらゆるライフスタイルにも溶け込むようなシンプルな電動式医薬品注入器をPHC株式会社と共に目指し、開発した製品です。既存の『グロウジェクター®L』と併せて、成長ホルモン治療における自己注射支援、および患者さんと医療従事者との情報連携の向上により、在宅自己注射治療におけるニーズに寄り添うさらなる価値が提供できると期待しております。」
(*1) 一般的名称:医薬品・ワクチン用注入器、認証番号:305AABZX00019000
(*2) 「グロウジェクト®皮下注6mg及び同12mg」の効能・効果
・骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症
・骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長
・成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
・骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症
・骨端線閉鎖を伴わないSHOX異常症における低身長
疾患についての詳しい情報は、JCRファーマ株式会社の「成長ホルモン治療情報サイト」を参照。jcrgh.com/index.html
(*3) 一般的名称:医薬品・ワクチン用注入器、認証番号:228AABZX00109000
※グロウジェクト、グロウジェクター及び、めろん日記はJCRファーマ株式会社の登録商標です。
※Bluetooth®ワードマーク及び、ロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。 PHC株式会社は使用許諾の下でこれらのマーク及びロゴを使用しています。
<PHC株式会社・診断薬事業部について>
1969年に設立されたPHC株式会社は、糖尿病マネジメント、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行い、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念として、診断薬事業部では、血糖値測定システムを始めとする検査・分析装置の開発、製造、販売を通じて、糖尿病や喘息などの疾患の早期発見と効果的な治療に貢献し、患者さんへの医療サービス向上に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/ivd
<JCRファーマ株式会社について>
当社は、「医薬品を通して人々の健康に貢献する」という企業理念のもと、時代を先取りした再生医療・遺伝子組換え・遺伝子治療技術による医薬品の研究開発・製造・販売を行っているバイオ医薬品のスペシャリティファーマです。1975年の創業以来ターゲットにしている希少疾病領域において、常に「他社より一歩前に出る」独自の技術開発と製品創製に取り組み、様々な疾患に苦しむ患者の皆さんのために持続可能な価値創造の実現を目指しています。
www.jcrpharm.co.jp/
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[製品サービスに関する窓口]
PHC株式会社 診断薬事業部 事業企画部 広報課
田崎 浩 / 日下 裕子
電話:070-1449-9486 / 070-1226-3325
E-mail:ivd-communications@gg.phchd.com
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PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
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電話:03-6778-5311
E-mail:phc_pr@gg.phchd.com
JCRファーマ株式会社 管理本部 広報・IR室
小山 ゆり
電話:0797-32-1995(代)
E-mail:ir-info@jp.jcrpharm.com