LONDON--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アセット・バリュー・インベスターズ(以下、「AVI」) は、エスケー化研株式会社(以下、「エスケー化研」、東証スタンダード市場:証券コード4628)に対し、低迷する株価パフォーマンス、低いバリュエーション、そして東京証券取引所(以下、「東証」)上場廃止のおそれにつながる2つの課題に対処する株主提案書を提出したことを発表しました。
進展がなく、また創業家である藤井家にも戦略的な議論を拒否されたため、AVIはエスケー化研の年次総会に2つの提案を行いました:
自己保有株式438,400株のうち、90%を消却すること
配当金を1株当たり400円から、配当性向30%となる800円に増額すること
AVIによる変更の根拠と株主提案の詳細を説明したプレゼンテーションがAVI社の特設サイト上で公開されています:www.paintingabetterSKKaken.com.
AVIの最高経営責任者(CEO)ジョー・バウエルンフロイントは、次のように述べました。「エスケー化研の問題は、支配的株主を持つ企業にありがちな、危機感の欠如と経営に対する規律の脆弱さを反映しています。創業家の出身者によって、エスケー化研の株式の40%以上が保有され、主要な経営陣幹部が占められています」
「AVIは、一昨年、昨年と株主提案を行い、創業家以外の株主から強い支持を得たにもかかわらず、エスケー化研は、過剰な自己株式の消却、低い配当性向を引き上げる等の改善を怠っています」
AVIは、他の株主の方々に対しても、長きにわたって少数株主の利益を無視してきた支配的な株主の影響を受けている脆弱な経営方針に関して、引き続き不支持を表明していただけるよう、呼びかけています。
以上
アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)について
AVIは1985年に英国ロンドンで設立された投資運用会社で、20年以上にわたって日本株式に投資をしています。AVIは、2023年3月31日現在、AVI Global Trust(AGT)(総資産額:約1,900億円(12億ポンド))、AVI Japan Opportunities Trust(AJOT)(総資産額:約310億円(1.9億ポンド))等の運用を行っています。AGTおよびAJOTは、ロンドン証券取引所のメイン市場に上場し、取引されている公開会社です。
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