科学技術賞を受賞
※崎は正しくは「タツサキ」
■科学技術賞について
この賞は科学技術に関する研究開発・理解増進等において顕著な成果を収めた者に与えられ、工学院大学が長期にわたり取り組んできた科学技術分野の理解増進活動が認められました。
工学院大学では、長年培ってきた科学教育に関する「ノウハウ」「知的資源」「諸機能」を生かし、科学振興におけるさまざまな事業を展開しています。
さらに、これらの各種社会貢献事業に学生が支援参加することにより、教育的波及効果を得ようとする試みが高度な工学知識の獲得及び工学・技術者教育等の理解増進を高めるのに大きな効果をもたらし、加えて、有効なアクティブ・ラーニングの一環となっていることが実証された点が評価されました。
■主な事業(※2015年度までの活動実績)
・地域貢献事業
科学教室/地方への出張科学教室
自治体サイエンス施設支援/科学教育に関わる講演会・講座等
・中・高大院連携事業
SSH等の申請支援や申請後の事業支援/フレンドシップ事業
・科学教育育成事業
スーパーサイエンスティーチャー養成講座
教材の開発及び出版事業
■矢ケ崎 隆義 教授受賞コメント
この度の受賞は、工学院大学の全教職員および事業に携わった学生たちに与えられた栄誉です。
本活動は、社会貢献活動に支援参加する学生たちに専門領域における理解増進に寄与する教育的波及効果がもたらされると共に社会貢献事業の多くが地域の小・中・高等学校やその生徒たちを対象とすることから、科学に対する好奇心や興味をさらに励起することをとおして、急速なグローバル化が進む日本の発展を支える優れた人材の育成にも寄与しています。この受賞を機にさらなる教育的学習効果を求めて努力していきます。