ブルーベリー畑に設置された太陽光発電
下部ではブルーベリーが栽培される
■日本初(※)!市民共同出資による農地でのソーラーシェアリング
農地におけるソーラー発電システム(営農型太陽光発電システム:通称 ソーラーシェアリング)は、農業の振興と発電による売電収益を同時に得られる新たなシステムとして、全国で導入が進んでいます。
当社がこの度設置した川根本町の発電システムは、ソーラーシェアリングとしては日本初の、市民共同出資による事例です。出資者の募集には、NPO法人太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)が全面的に協力しました。
また、本案件は「川根本町再生可能エネルギーによるまちづくり協議会」(事務局:一般社団法人静岡県環境資源協会)の後押しを受け実現したものです。川根スカイエナジーでは今後も農地を活用した市民共同発電所を随時増やしてまいります。
(※)NPO法人太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)調べ
■太陽光発電システムの概要
システムの出力は12kW、営農型のためパネルは地面から約3mの高さに間隔をあけて設置され、隙間から光が地面に届くように設計されています。これによりパネルの下部では地元農産品であるブルーベリーの栽培を行い、農業の振興と発電による売電収益の両得を得て地元産業に貢献いたします。
2015年8月に農業委員会の許可が下り、10月に設置が完了。施工は発電マン・ベリーズ株式会社(静岡市)が担当しました。また、設置後は関係者を集めて開所式が行われました。
事業名 :川根スカイエナジー第1発電所
所在地 :静岡県榛原郡川根本町東藤川2444-43
出力規模:12kW
施工 :発電マン・ベリーズ株式会社(静岡市)
■会社概要
商号 :川根スカイエナジー合同会社
代表社員:生田 八朗
所在地 :静岡県榛原郡川根本町千頭1178
事業内容:発電所運営、農業、地元産品の販売等