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「白磁のアーティスト」の日常を彩る美意識『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし』展 BAG-Brillia Art Gallery-にて6月10日(土)より開催



『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし』


伊豆の自宅(左)、白磁作品「円筒」(中)、愛用の革靴(右)


黒田 泰蔵(くろだ たいぞう)


BAG-Brillia Art Gallery-

東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均、以下「東京建物」)は、2023年6月10日(土)より、東京建物京橋ビル1階のBAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)にて、展覧会『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし』を開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/355789/LL_img_355789_1.jpg
『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし』

静謐な白磁の作品で知られる黒田 泰蔵(1946年 - 2021年)は、著名人のファンも多く、作品のみならず、チャーミングな人柄で、暮らしについてもこだわりや美意識を持ち合わせた世界的アーティストです。黒田 泰蔵の暮らしの中には「禅を感じる」と評された精緻な作品とともに、たくさんの「かわいい」や「色彩」があります。それらを、黒田自らの言葉によって人生の折々の出来事や思索に重ねて紹介した『Colorful』という書籍が出版されています。本展は、この書籍を基軸として、「好きなものと暮らさずにいられない」という黒田 泰蔵の美意識のルーツを探りつつ、時代を超えても色あせない人間としての魅力を、白磁作品と合わせて紹介します。

東京建物が2021年10月にオープンしたBAG-Brillia Art Gallery-は、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しています。今回、本展を通じ、作品主体の展覧会の枠を超え、作品の背後にある人物像、暮らし、人々との交流、思想などを披瀝することで、アーティスト黒田 泰蔵独自の白磁の作品に迫りたいと考えています。

本展では、『Colorful』の出版元の皆さまを初め、ご親族や黒田 泰蔵をよく知る各方面の専門家の方々にご協力いただき、黒田 泰蔵の魅力を多角的に紹介いたします。黒田の愛用の品や蒐集品など未公開の品々の展示、インタビュー動画のほか、『Colorful』の写真家 田川 友彦氏の写真作品の展示販売や黒田作品に関連した書籍の販売も行います。


■展覧会について
【展示内容】
●展示スペース「+1」:
黒田の生活を約1年半にわたって撮影した書籍『Colorful』。+1ギャラリーでは、100時間を超える取材から見えた黒田の暮らしへの思いや愛用品の数々を展示。「円筒」「梅瓶」といった名作とともに、白磁にたどり着くまでを紹介します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/355789/LL_img_355789_2.jpg
伊豆の自宅(左)、白磁作品「円筒」(中)、愛用の革靴(右)

●展示スペース&ギャラリーショップ「+2」:
写真家 田川 友彦氏が書籍『Colorful』のために撮り下ろした写真を展示・販売。黒田 泰蔵作品集なども取り揃えます。

【イベント】
会期中には、関連イベントも予定しています。
・6月23日(金)~25日(日)富山の「ギャラリーNOW」による黒田 泰蔵作品販売イベントを開催予定
・黒田 泰蔵ゆかりの方々によるトークショーなども予定
(詳細はホームページにて随時お知らせいたします。)

【作家略歴】
黒田 泰蔵(くろだ たいぞう)
1946年1月1日、滋賀県能登川町に生まれる。66年に渡仏し、パリで島岡 達三と出会うとその紹介により、カナダの陶芸家、ゲータン・ボーダンに師事。やきものを始める。70年と73年の一時帰国の際には、栃木県益子町の島岡のもとで陶芸を学ぶ。80年以降は本拠地をカナダから日本へと移し、81年以降は静岡県にて活動。92年に白磁を発表し、高い評価を得る。2020年には、日本人としては現存作家として初めてとなる大阪市立東洋陶磁美術館での個展を開催。21年逝去、享年75歳。
『Colorful』は2019年末からの約1年半の間に行われたインタビューと撮影をもとに生前に作成された。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/355789/LL_img_355789_3.jpg
黒田 泰蔵(くろだ たいぞう)

【開催概要】
展覧会名 : 白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし
会期 : 2023年6月10日(土)~7月30日(日)※51日間開催
会場 : BAG-Brillia Art Gallery-
〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル1階
開館時間 : 11:00~19:00(休館日:月曜日)
7月17日(月・祝)は開館。翌18日(火)休館
料金 : 無料
主催 : 東京建物株式会社
企画監修 : 公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
展示構成 : 齋藤 由里子(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
安藤 夏樹(プレコグ・スタヂオ)
特別協力 : 株式会社タイゾウ/プレコグ・スタヂオ
協力 : 東京リスマチック株式会社/ギャラリーNOW
デザイン : NICE & SLOW
会場構成 : アリワークス
運営 : 株式会社クオラス
公式サイト: https://www.brillia-art.com/bag/


■BAG-Brillia Art Gallery-について
2021年10月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリー。「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されています。
東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。
オープン以来、8回の展覧会を開催しております。今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、様々な視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/355789/LL_img_355789_4.jpg
BAG-Brillia Art Gallery-
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