酒蔵見学後の変化
「酒蔵見学後、その酒蔵のお酒を飲食店で頼む、もしくは購入したことが有りましたか?」という問いに対して、「はい」と回答した人が99%に上り、酒蔵見学はファンづくりに最も効果的な活動であることが明らかになりました。
※「利酒師」の正式表記は「口」偏に「利」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/200799/LL_img_200799_1.png
酒蔵見学後の変化
レポートサマリ
https://www.atpress.ne.jp/releases/200799/att_200799_1.pdf
酒蔵見学の経験の有無では約9割の人が経験ありと答え、経験回数ではうち約9割が複数回訪問しています。(レポートサマリ3頁:酒蔵見学経験の有無)
きっかけについては「飲んだお酒が美味しかったから」がトップの33%、「近隣だから」26%と続き、約5割の人が「同じ酒蔵に複数回行った」とリピートしています。(レポートサマリ4頁:きっかけとリピート)
情報の探索方法としては「インターネット」が70%と最も高く、酒蔵見学満足度については9割が満足するものの、1割は不満に思っており改善の余地はあります。(レポートサマリ4頁:情報探索の方法と満足度合い)
酒蔵見学の最重要視点は「試飲」が30%、「蔵の歴史と文化」21%、「観光として楽しめる」13%と続きます。
見学後に「その蔵のお酒を飲食店で注文したもしくは購入した」という問いについては99%の人が「はい」と答えており、酒蔵見学はファンづくりのマーケティング活動としては効果的であると言えます。(レポートサマリ5頁:最重要視点とその後の効果)
酒蔵見学サイトSake Tourism(※)に期待するものとして、「見学からファンをつかむことが可能と思うので、いろんなお酒と出会う入口としての役割を期待したいです。」、「見学できるところを増やし、ついでの観光やグルメを充実させて欲しい。」と酒蔵に対する期待が垣間見れます。(レポートサマリ6頁:フリーアンサー)
(※) Sake Tourismとは
SakeWiz株式会社が運営する「酒蔵見学情報サイト」です。
今まで酒蔵見学の情報は各酒造が個別に発信していましたが、網羅性がないため消費者が自分の好みに合った検索などができませんでした。
また、外国語での発信もされていなかったため、訪日外国人が高い興味を持っている酒造見学を体験することが難しかったといえます。
Sake Tourismは2019年内に酒蔵見学100蔵の情報掲載し、日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語で情報発信しています。
対象者 : FBO利酒師登録者(※)
調査方法: インターネット調査
設問数 : 11問
配信数 : 7,258通
調査期間: 2019年11月28日 午後6時から2019年12月9日 午後5時まで
回収数 : 147s(回収率2.02%)
※FBOとはNPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)を指し、「利酒師」の資格認定を行う団体です。