パンフレット
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180006/LL_img_180006_1.jpg
パンフレット
どのような場合でも、人間がモノ(モノとしての人間、モノとしての記号も含む)に関わる限り必ずテクノロジーの関与があります。そしてテクノロジーはユニバーサルなものですが、それを生み出す仕方、あるいはそれを用いる仕方には、時と場所とで違いが生じてきます。
こうして、東京にも、テクノロジーの、東京ならではの特徴的な存在の仕方が、ポジティブにもネガティブにも認められていくでしょう。東京の経済性や効率の面だけでなく、文化的な面の特徴を陰で演出しているのも、何より、このテクノロジーではないかと考えます。このような観点から、テクノロジーと東京との関わりを、様々の領域に属する様々な問題に即して論じます。
【開催概要】
日時:2019年3月30日(土)10:00~18:00
会場:法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階 研究所会議室5
(東京都千代田区富士見2-17-1)市ケ谷駅または飯田橋駅徒歩10分
プログラム:
パネル1<交通>10:00~12:00 司会:安孫子 信(法政大学教授)
「交通体系の変化と東京の都市構造の変容」陣内 秀信(法政大学特任教授、建築史)
「効率の最大化によって変質する都市空間」岩佐 明彦(法政大学教授、都市計画・建築計画)
「社寺参詣と近代東京の電鉄」鈴木 勇一郎(立教大学立教学院史資料センター 教育研究コーディネーター、日本近代史)
パネル2<建築>13:00~15:00 司会:山本 真鳥(法政大学教授)
「メタボリズムと東京」北山 恒(法政大学教授、建築)
「奪われる自由と創造される空間」高村 雅彦(法政大学教授、建築史)
「まちに眠るテクノロジーの記憶を探る」岩井 桃子(横浜国立大学 非常勤教員、パブリックアート)
パネル3<テクノロジー>15:10~17:10 司会:安孫子 信
「人間とテクノロジーのインタラクションをデザインする:シリコンバレーと東京」
白石 さや(東京大学名誉教授/岡崎女子大学教授、文化人類学)
「江戸時代の科学技術と現代のロボット」石井 千春(法政大学教授、ロボット工学)
「テクノロジーとしての文学言語」田中 和生(法政大学教授、文学評論)
全体討論17:15~18:00
参加:無料、事前申込不要。