
中日から金銭トレードで加入したオリックス岩崎翔投手(35)が1日、ほっともっと神戸で入団会見を行った。グレーのスーツに紺色のネクタイを締め、背番号「40」のユニホームに袖を通した。「年齢的にも今年で終わってもいい、それぐらいの気持ちで投げているので。チームが優勝するのであれば、自分の体を削ってでも投げたい」と新天地での決意をにじませた。
岸田監督は今後について「交流戦中に(1軍に)上がってこられるかなと。下(2軍)で1回投げてそこから決まります」と説明。福良GMは「今の中継ぎ陣の数字(リーグワーストの救援防御率)を見てもらったらわかる。そこの強化ということで頑張ってもらいたい。今年のボールを見ても力がある」と期待を寄せた。経験豊富な右腕が中継ぎ陣の救世主となる。