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【解説】オリックスはなぜ、中日岩崎翔を金銭で獲得? トレードの背景


オリックスは、中日から岩崎翔投手を金銭トレードで獲得したと発表しました。岩崎は2007年にソフトバンクからプロ入りし、2017年には最優秀中継ぎ賞を受賞するなど活躍していましたが、このたびパ・リーグに復帰します。一方、中日は救援陣が充実しており、岩崎を放出することで支配下選手を管理しやすくする意図があるようです。オリックスは今季リーグワーストの救援防御率を改善したい考えで、岩崎の豊富な経験と実績に期待を寄せています。岩崎は新天地での活躍を誓い、ファンへの挨拶をコメントしました。

岩崎翔=25年4月

オリックスは30日、中日から岩崎翔投手(35)を金銭トレードで獲得したと発表した。背番号は40に決まり、6月1日にほっともっと神戸で入団会見を行う。

岩崎は07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。17年には72試合に登板して46ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ賞を獲得した。22年にFA移籍した又吉の人的補償で22年から中日に加入。同年トミー・ジョン手術を受けたが昨年6月に復帰し、今季は4試合に登板して防御率2・08をマークしていた。

オリックスはリーグ2位ながら救援防御率4・54はリーグワースト。宇田川、小木田、吉田ら5投手がトミー・ジョン手術を受けて長期離脱を余儀なくされるなど、リリーフ陣の補強が急務になっていた。白羽の矢を立てたのが、通算325試合登板で実績、経験とも豊富な17年目右腕だった。

一方の中日は、守護神マルティネスが巨人に移籍したが、新ストッパーの松山が好調で、中継ぎ陣も清水、勝野、マルテ、藤嶋、橋本、梅野らが安定感を誇る。経験豊富な祖父江も2軍で控えるなど、救援陣が充実しており、金銭での放出に支障はなかった。打撃陣が低調で野手を補強する可能性もふまえ、支配下枠を1減の67人に減らせるメリットもあったとみられる。

岩崎は3年ぶりのパ・リーグ復帰。中日球団を通じ「ドラゴンズでは来て早々に(右肘の)けがをしてしまい、約2年半チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。新天地での活躍が恩返しになると思いますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

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